オッサン後輩女子に相談される
昨日突然電話で呼び出され藤宮を家に泊めたが、会社に俺の居場所見つかってないよな?と不安になり監視カメラで警戒している。朝となり藤宮は起きてきた。身なりを整え少し血色が悪かった顔も、元通りになり「先輩、その、おはようございます。」俺は「おはよう、少しは寝れたみたいだな?」と言う、俺は経緯を聞いた。「何でこうなったのか?教えられそうか?」と聞くと藤宮は話し出した。「初めは、総務部課長から経理課長に話を、持ち掛けられたのを!たまたま見かけてしまいました。そしてその仕事が私に回されてきました。仕事してるフリして証拠を集め、先輩の残業代とほか数名しかも古株社員からも、残業代を無かったことにして、居たようです。古株さんたちがゾクゾクやめてく中先輩だけが残った訳ですが、昨日最後の砦である先輩も辞められました。私は、密かに、税務署の方と、お会いし、そのデーターと、事の顛末を話しました。それで先輩が退社される日に合わせ労基さんとの税務署の監察官との、査察が入りました。実行メンバーは私以外、投獄されましたが、私だけが捕まらないのはおかしいとなり、私に、内部告発されたと、社内で言いふらされ部長達にいやれしいめで見られるだけでなく、服を脱がされそうになったり。壁に押し付けられじられそうになったりと、してきました。怖くて、会社を欠勤するようになり、トドメは家の前に張り込んで私の動向を監視までし始めたのです。」俺は、「よく決心して打ち解けてくれた。労基さん今の話裏取りして、セクハラ、パワハラ。で対応可能です?」労基の担当官は、「現在裏取り中だが何人かの社員から情報得ました。後は、後輩さん次第になりますが?辞表を提出して頂ければ、その時の言動や行動が抑えられれば。即日対応出来ます。」俺は「後のことは頼みます。後、近くの交番に警戒巡回強化頼めますか?」と依頼した。さてこれでお膳立てはできた。ここからは、行政に頼むとして、「藤宮君詰めが甘いよ!何でその時会社辞めなかったの?俺は、覚悟決めて、辞めたんだよ?内部告発したんなら、その日に辞めなきゃ、爆弾の意味ないじゃない?」と言うと、語った、更に、「そんなになるまで、踏ん張る必要なくね?君らにとっては、ホワイト企業かもしれんけど勤続年数三十五年一度もまともに定時上がりは出来ず、休日出勤は当たり前病欠も許されず。手柄は上司と後輩に持ってかれ、最後の十五年なんか残業しても全てサービス残業昇進も昇給も無くタダ働き調べて見たら改ざんされ挙句の果てには、知らん顔、社長に辞表提出する際人事部の連中がとか経理がとか言い訳ばかり俺は覚悟決めて穏便に定年したかったんだけどね?その原因は、古株狙いの嫌がらせときたもんだ人なんてそうそう信じるもんじゃないさ。」藤宮は、「あの会社の社長は、信用出来ます。信用出来無いのは幹部クラスと課長クラスです。あの人たちは、社長の意向を自分のところで握りつぶしてきた。社長が知らないのも無理からぬことです。あの時の古川先輩は、かっこよかったです。凛として、背筋を伸ばして、デスクの上片付けて何も言わずに出ていった。振り向かずに何度心の中で私も連れて行ってと、叫んでたことか」とまた泣き出した。俺は「藤宮!そう言うの声にしなきゃダメだぜ!五十過ぎのオッサンなんて雇ってくれるとこなんて無いんだし声をあげるなら藤宮を助けてくれる若いもんに言いなよ?バツイチ子持ちのダメなおっさんより遥かに有望な物件だ、もう少し落ち着くまでここにいればいいだがな?吹っ切れた時は思い切り巣立ばいい。それ迄は、いさせてやるよ!」と、諭した。今しばらく泊まって行きなと言ってお茶を入れに席を外した。俺は、会社の社長に今回の件を話し「二度と御社と関わりたくなかったんですがね。幹部が腐ってるってお伝えしましたよね?なので、また近いうちに、査察が入ると、思いますが、一応御社の社長のお耳に入れておきますね。但し、幹部には黙っておいて下さい。でないと、特大の爆弾が御社に落ちますよ。それと私に任されたプロジェクトの件ですか私個人の知的所有権と著作権を取得していますので、それを担保によそに売るかもしれません。お忘れなきようでは、失礼いたします。」その後あの会社は上場株式から、二度の信頼を失ったため外された。法人救済措置願を出しても受け入れられず取引先も撤退し倒産したと言う。更に藤宮に対してパワハラ、セクハラに関わった連中は全員拘束され刑事と民事の両方で裁かれた実行犯に対して懲役五年賠償責任を負はされ一千万指示役の幹部は更に重く懲役十年賠償金五千万が言い渡された。社長は責任を逃れたものの持ちビルを売り、そのうちの半分を藤宮に支払った残りの3分の1で新たな会社を立てほそぼそと、やっているらしい。藤宮や俺にも話が来たが断ったなぜなら俺は野菜を育てながら、悠々自適なスローライフを送っているからだ畑というのは奥が深くまるで自分の子供の世話をしてるようだ。その後の藤宮はというと何故かまだ居座って甲斐甲斐しく俺の世話をしている。こんなおっさんの何が気に入ったのやら、早く巣立ってくれと願わんばかりだ。藤宮はまだ二十八だ。俺は、「おい、藤宮、まだ家にいるつもりか?あれから何年になる。」藤宮は、「そうですね?もう3年でしょうか?」俺は、「だよな?お前自分の将来どう考えてるんだ?やりたいことやなりたい職業とかないのか?」と聞くと藤宮は「先輩の奥さんですかね?」俺は「そこから、一旦頭を離しなさい、でなりたい職業は、奥さんです。専業主婦です。農家の!」俺は頭を抱え「なら近くの井澤さんちの息子さんなんてどうだ?農家の跡取り息子で伊沢さんに教えを受けている好青年だぞ。」というと、「善処しますがタイプじゃないですね?」と藤宮は返す。俺は「ならお前さんのタイプはどんなんだい俺以外で頼む。」と言うと藤宮は「そうなると居ないですね?何せ先輩が好きなので!」本当にやめて欲しい頼むからと心からそう願う。俺は独りでスローライフを楽しみたいんだーーー!と叫んでいた。




