↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/5

オッサンは人生をリタイアします。

俺は、古林則夫年齢五十五歳、今の今まで会社の為に、働いてきた万年平社員!働けど働けどその業績は、皆後進に奪われ、五十過ぎたあたりで燃え尽きた。どのくらいだったか分からないが、嫁には子供を押し付けられ、男を作って逃げられるは、後輩の仕事を手伝って後輩に業績独り占めされるは、付いていない、子供たちは皆、巣立った俺の役目は終わった。俺は「もう良いよな?よく頑張ったよ俺!」と言って海無県の、山奥にある古民家を買うお値段はなんと五百万円畑付き。原付バイクと、一応車は持っているが今までみたいに子供達が来る訳じゃないから売りに出し軽トラを中古で格安で買った。会社に行き「社長には、本日限りで会社辞めます!もう無理です。残業一月200時間超えてるのに全てサービス残業!タイムカードは全てコピーを取りました。私が上げた功績は、全て上司や後輩に振り分けられるは。その証拠も全部抑えました。もーう無理!やってられるか!です。なので労働基準法に則り即日退社致します。」社長は、目を丸くして、「古林君、何を言ってるのかね?私はちゃんと経理や人事に、公正な処遇改善をはかれと指示したぞ?」俺は「問答無用!事実はここにあります!」とコピーを突きつけた。さらに俺は「社長!このタイムカード明らかに改ざんされた跡がありますよね!部長か課長がやったとしか思えません!」と言うと社長は「何君入ってるのかね?私は君の実績を見込んで五年ごとに、昇進のふれを出してるぞ?」俺は「寝耳に水なのですが?一度も人事の内示は受けておりませんが、入社してから、三十五年、全くそんな話は来ておりませんし、むしろ年々冷遇されており、会社の為、家族の為に働きましたが、もーう我慢の限界です。」と言って辞表を提出した。そして俺は、「最後にお土産置いてきましたんで、覚悟してくださいね?」と不敵な笑みを浮かべながら。自分のデスクに戻り必要な物だけ箱に詰め会社を去っていった。その中には俺が推し進めていた新規プロジェクトもあった。受注出来れば総資産三億円のにはなるプロジェクトだった。それは、社長しか知らないプロジェクトだったが、俺の個人名義で知的所有権にし、さらに著作権も取った。会社のパソコンには、なんのデーターも残さず、自分のノートパソコンに隠してあった。会社から出てきた俺を労基の役人が肩を叩き「お疲れ様でした。後は我々国家行政の仕事です。貴方の残業代もちゃんと熨斗つけて払わせますのでご安心を!」俺は「よろしくお願いします。」とは言うものの腹の中では宛にしていない、人間不信にになっていたのだ。中に入って行く労基の監察官と明らかに毛色の違う背広組がいた。俺は「税務署の査察官?脱税でもしてたか?社長のやる事だ。それもあるだろう」と疑って独り軽トラに乗り会社から離れ、新居に帰る。新居と言っても古い家だが、風呂もあるトイレも有るなんと言ってもいろりに、掘りごたつ夏はテーブル代わりなもなる後は、立て付けの悪い窓周りを修繕し、しっかりとしたものに変えた。ガスも、水道も有る風呂周りも改修済みだ、俺は「かぁ〜夢にまで見たマイホームしかも広い居間に、これから訪れる冬の備えもバッチリだ!もう地獄の日々からおさらばだ!」とこの勝ち取った勝利を噛み締めながら、寝転んだ。新聞にはあの会社の記事が載っていた俺は「労働基準法違反と脱税?やっぱり税務署の査察官だったのか?しかし、誰が告発したんだろう。まぁずさんな改ざんしか出来ない馬鹿な上役ばかりだったしな。社長は関与してなくても、信用は地に落ちた訳だめでたしめでたしだな。」と、言って横になる?電気は来ているのでパソコンでゲームでもと思っらメールが来ていたので確認した。一通は労基から残業代の回収成功し給与口座に入金されたとの事だった。返信しておきますかと、丁寧文で、返事を返した。もう一通は知らないアドレスだったのでそのまま削除した。市内のスーパーで安い肉と野菜を買って。簡単に肉野菜炒めを作り食っていたそんな時に俺の携帯の電話が鳴った。知らない番号だった。していたのだが、余りにもしつこいので、取り敢えず電話に出た「もしもし古林さんの携帯でよらしいですか?」女の声だしかも聞き覚えがあるが牽制の為に「あ〜五十五歳のヒキニートの、おっさんですがどちら様?オレオレ詐欺なら間に合ってます。」相手は「良かったです先輩、ご無沙汰しております。藤宮陽子です。」俺は「あぁ〜経理にいた。あの藤宮くんか?どうしたね?こんな世捨て人に何か用かね?」と返す。「今から会えませんか?大事な話がありまして」と言われ、俺は「壺とか変な勧誘とかは要らないよ」と答えた。藤宮は「会社のことでお話が?ご相談に乗ってもらいませんか?」俺は「おやおや随分と物騒な話のようだね?まさかとは思うが脱税内部告発したの君だったりして?」と茶化したつもりが藤宮は「その通です。それがバレまして、上司な嫌がらせを受けてまして、先輩ならと思い、お電話を致しました。」俺は「今どこにいるんだい?車と言っても軽トラだけど迎えに行くよ?」と言って軽トラを走らせ指定の場所に向かった。俺は藤宮を乗せ、「でっ、相談とは、あの後、内部告発がバレて、上司や先輩達にいやらしいことを強要されて会社に居られなくなりまして、アパートの前に会社の人が張り込んでいて家にも帰れず途方にくれています。」なるほどね要はかくまって欲しいわけだな?面倒臭い案件持ってきたな?と頭で考えていた俺は「よし!わかった取り敢えずおじさんの家に行こう腹減っただら無駄遣いはできないから、取り敢えず、酒とつまみを途中のコンビニで買って、あと野菜と肉安いのだけといいかい?男の手料理でも食って一息つきない!」と言った。藤宮は軽く頷き一先ず俺の新居に行った山奥の農村にある古びた一軒家だ「見た目はぼろだが、住めば都ってな。独り引きこもるのにはうってつけさ、まぁ入りない!」と言った。藤宮は「先輩なんか雰囲気変わりましたね?」俺は「あたぼうよ!開放的になったと言ってくれ!」と笑い飛ばした。飯を食って酒を飲んで藤宮は寝てしまった。俺は「おいおい俺もオッサンとは言え一応男なんだぜお嬢ちゃん」と抱き抱えて布団で寝かせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。