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灯る炎  作者: エッグ
少年編
8/15

第七話 俺の17年

第七話 俺の17年


 それからは大変だった。


 毎日毎日、訓練訓練。

 まず、腕立て、腹筋、スクワットをできる所までと言われ、3歳までは大体ですんだんだけど、3歳をすぎてからはできる所から100回に変わった。

 その後に言われた言葉がトラウマで、

 「歳を重ねる事にプラス100回だ!」


 つまり、4歳は200回、5歳は300回になるということだ、、、、、。

 確かに、俺は前世でも筋トレは毎日欠かさなかった。でも、それは中学生、高校生だったからだ。

 4歳で200回!?体が千切れる!


 しかし、父さんは俺の筋トレにも付きっきりで指導し、1回もサボることは出来なかった。


 その後に、父さんとの剣術の訓練。

 これは、比較的簡単、、、、。

 とは、いかないな。


 まず、剣の持ち方から教えてもらい。

 剣の振り方、抜刀の仕方、相手の急所、間合いの詰め方、、、などなど。

 それを毎日最初に復習し、そこからは、

とにかく父さんとの打ち合いになる。


 父さんも本気出していると言っているが、絶対そんなわけない。


 父さんの剣はとにかく、重い、速い、正確、という完璧すぎる。


 毎日毎日、ボコされ全身が青血になっている。


 そこから、魔力の訓練だ。

 まず、父さんの見本をしてもらい、そしたら俺がするという練習だ。

 しかし、俺と父さんのスキルは違うから、俺なりに考えて炎のスキルを操らないといけない。


 炎も4歳になってからは火の華を作るくらいにはできるようになった。

 うんうん、経過は順調だな。


 その後は母さんの神聖魔力での癒しがある。

 神聖魔力とは、神に信仰し続ける事で神から授かる、魔力で。

 人の傷を癒すことができる。外傷も心の傷も。


 母さんはこんなすごいこともできるのだ。

 しかし、父さんはあまりよく思っておらず。


 「ジュンの傷はほっといたら勝手に治るから、別に治療しなくてもいいだろ。」

 なんてこと言うんだ。俺にだって癒しは欲しい。

 「いいんですぅ!この子にだって心の傷もありますよぅ!

 ねぇー?」

 俺は首をコクコク縦に振るが、多分母さんは俺のほっぺをぷにぷにしたいだけだと思う。


 その後、夜ご飯を食べたらテーブルで座学が始まる。

 今の世界状況や歴史についてだ。たまに、母さん達の冒険者時代の話も入ってくるから、座学の時間が一番好きだ。


 今日は魔王について、の話らしい。

 「魔王はな一人で国を落とせる実力があるもののみ、許される世界最強の印なんだ。

 最近はそこまでレベルは高くないが、そこまで強い事を覚えていた方がいい。」


 まじか。国1つ落とせるだなんて、強すぎるだろ!

 「魔王会議という会議を5年に1度しているんだが、どこの国でしてたかな?」

 ちょっと!そこは分かっててもらわないと!

 「何言ってるの?オルス帝国じゃないの?」

 オルス帝国?どっかで聞いたな。


 「そうだ!そうだ!」

 「もー。」

 いつ見てもこの二人は仲がいいと言うかイチャイチャというか。

 こういうのなんて言うんだっけ?

 〇ぇ〇ぇだったか?あまり、考えないでおこう。

 

 とまぁ、これが俺の1日になる。正直めっちゃ!しんどい。でも、これくらいしないと冒険者学校には入れないという。

 ものすごく倍率が低いのか、しょうがないよなー

 国唯一の冒険者学校だもんな。

 

 この世界で友達はできた。お隣のえー君とそのお隣のびぃー君と仲良くなった。

 けれど、会話の程度が低すぎて正直つまんない。だからあまり遊ばない。

 大人になったら沢山作りたいな。

 

 友達な!いやらしい物じゃないよ!


 キツイ訓練を17年間乗り越え、俺は18歳になった。


 なんと、俺の筋トレの回数は1600回になった。

 しかし、これが全くきつくなくなるようになった。そう思うと俺もゴリラになったものだ。

 マジで、リンゴをひと握りで潰せるのだから。


 でも!ご安心!俺の姿は正直ガリガリだ!

これが、インナーマッスルと言うやつなのか、見た目がまったく、ムキムキゴリラに見えないんだ。


 それに!顔も父さん母さんに似て金髪爆イケになった!(気がする)

 そして迎えた。

 冒険者学校入学試験!


 「ジューン!早く起きないと遅刻するわよ!」

 もう7時を回っていた。8時に始まるのに遅れてしまう。


 「ヤバい!朝ごはんはいいから、とにかく行ってきます!」

 寝坊してしまった。朝ごはんはいつもあんまり食べないからいけるだろう。

 「あぁ!頑張れよ!」

 

 慌ただしくなったが、俺は隣町にある。冒険者学校に向かう。


 そして、俺の冒険者の夢が始まる!予感がする!


 


冒険者学校とはギルドがある国に置くよう義務ずけられた学校で、国が営んでいます。

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