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灯る炎  作者: エッグ
少年編
5/15

第四話 魔力訓練


俺の体から炎がでた。そう、炎なのだ。

小さなライターみたいな火ではなく、火という漢字がふたつある炎だ。


それも、俺の体を丸々飲み込む程の業火だ。

父さんの体にも火がついてそりゃあの最強の父さんでも、アチィという訳だ。


コリャアチイ、、、、あちぃじゃすまねぇだろ!

おかしい!


まぁそれは、どっかに置いといて。


そう、俺の体から炎が出た。

しかし、全く熱くないのだ。

これがあの魔神(?)の言っていた事なのかは分からない。

それに、あいつの言っていたアイツの意識というのも分からない。



そこからは急いで病院に行った。

医者はまだ1歳の俺の体から炎が出ている事にとても驚いていた。

火は水をかけても、あまり消えなかった。

数分かかってやっと消えた。

医者が言うに俺にはスキルが発現したのだという。


「こんな歳で発現する子は珍しい。それに、魔力も沢山あって将来有望じゃないか!」


少し珍しそうに医者は言った。

この世界ではこの歳で発現する子供はそんなに少なくないらしい。


「そうなんですか?」母さんは聞いた。


「えぇ、むしろ今時3歳でなる人の方が最近は少ないくらいなんです。」

「そうなんですね!」


母さんは安心したように答えた。

しかし、父さんはあまり良い表情をしていなかった。むしろ不機嫌だった。


家に帰った後、父さんはすぐに口を開いた。

「ジュン。お前は冒険者という仕事を知ってるか?」


「知ってるよ?」


「そうか、、、、知ってるか?この世界には魔王と呼ばれる人達がいる。」


魔王!?あの魔王!?マジか!!


「驚くのもしょうがない。

しかし、その人達は皆元冒険者なんだ。

そして、今は国の王になっている人が多い。」


「そうなんだ!!!」

続けて父さんは言った。


「お前は冒険者という仕事興味はあるか?」

「もちろん!」

「そうか、、、、、、。」


「マリア、前に言っていたジュンの特訓を始めようと思う。」


特訓?俺が疑問に思っていると、母さんが立ち上がり椅子が倒れた。


「待って!はや過ぎない!?ジュンはまだ1歳よ?」

「だが、もうジュンはスキルを発現させた。魔力もだ。」


「だけど!、、、、、、分かったわ」

少し考えた後言った。



次の日から俺の特訓は始まった。


訓練は近くの丘で行った。

それは父さんが俺の魔力を計るというものだった。


俺の魔力はこの前病院で測ったがまだするのか?

「父さん?これから僕は何をするの?」


若干可愛く言って見たが、正直自分で言ってて気持ち悪くなってきた。


「これからお前の魔力を計る。」

「でも、この前病院で測ったよ?」


「あぁ、でもな今からするのは量ではなく質を測る。まぁ、分からなくてもしょうがない。」


「じゃあいくぞ。」


お父さんは手を出して掌から丸い玉を出した。その玉は青白く光っていた。

それはとても神々しく美しい。


俺は思わずわぁと口から出てしまった。


「これが魔力だ。正確には魔力を体外にだして、それを丸くした魔力弾だ。」

「これをどうするの?」


「これをお前に作ってもらう。」


え?こんなモノ俺に作れるのか?ムリだろ。

いや、すぐに無理だと思い込むのは俺の悪い癖だ。


「まぁ最初からは難しいさ。今見せたのはジュンの最終地点だ。あれを作れるほど強くなって欲しいという意味さ。」


「分かった!じゃあ僕は何をしたらいいの?」


あれが最終地点だとしても、それまでの過程で何をすれば良いか分からないと何も出来ない。


「そうだな、まずは魔力を感じてみよう。」

「はい!」


目を瞑って全身に流れる魔力を探す。が、

全く分からん!

確かに新しい物が体にあるのは分かるが、どうやって扱うんだ!?


「手こずってるな」


父さんがニヤニヤしてる。なんかムカつくな。


「まぁ、今から特訓して、できるようになるには1年かかるかなぁ、、、、あれ?」

できてしまった。魔力弾というのを出してしまった。


確かに父さんと比べたら、とてもちいさい。

が、見よう見まねでしてみたのだができてしまった。


確かに魔力が掌に集まるのが分かる。

「じゃあ計って見るぞ?」


そう言って父さんは魔力弾を触る。

「うん!上質な魔力だ!これなら大丈夫だな。」


「それじゃあ次のステップに進もうか。」


次のステップ?まだあるのか?

「次と言っても今度は、スキルを使うぞ!」


おぉ!スキル!まだまともに使ったこと無かったがやっとできるのか。


「スキルってのはな、3種類あるんだ。

まず、1つ目に条件系、これはそのスキルに条件を設けてそれで戦う。

例えば、手のひらに触れるみたいな約束事があるんだ。


2つ目は、変質系だ。

これは自分自身や周りの状態を変えることで戦う。

難易度としてはいちばんこれが高い。

自分の体を変えたり、地面などを変えたりする。


最後3つ目

お前が持っている現象系だ。

このスキルの種類はひとつの現象を自分の力や魔力で変える。

3つの種類のなかで、この種類が最強だと言われている。」


へぇー!スキルという枠の中にあっても、これだけ違うのか。ためになるなぁー。


「お前もたまに炎が出るよな?それは、魔力が体から溢れ出ているんだ。」


なるほど、俺の力だから俺自身は熱くないのか。


「とりあえず、体から炎が出るか試してみろ。」


俺はたまになる溢れ出る状態を思い出した。

その時は、体全身が熱くなるという訳ではなく体の一部が熱くなるという感じだ。


つまり、それを起こすには魔力を体の一部に溜め込むようにしてだす。


「おぉ!いいんじゃないか?」

「んー!」


ようやく手に集まった魔力が熱くなった。


「できた!」少し小さい火が出た。

「できたな!」


その後、何回か試してみた。が、あまり上手くはいかなかった。


夕方になって父さんがそろそろ帰ろうと言った。

まだまだ訓練が必要だ。

魔王は8人おり、それぞれ第一席~第八席まであります。

その数は強さの値を表します。いちばん強いのが第一席になります。

魔王のほとんどは国の王様になっており、それぞれ強い軍隊をもっています。

魔王になるということは世界最強を意味します。

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