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【異世界転生】理想の執事を目指します  作者: 夜空のスピカ
幕間
175/216

依頼達成



 合流地点の木が見えてきた。

 当然馬よりは遅いけど、クマの方が背中は広いし、ふかふかで乗り心地が良い。


「……お前、なんでクマに乗ってんの?」  


 先に来ていたヴィルトが呆れた顔で尋ねてくる。

 返り血や何やらで汚れており、少し臭う。


「ちょっと、色々あって」

「金太郎かよ」


 言われてみれば、(まさかり)を担げば状況が似ている。

 ここまで乗せてくれたクマにお礼を言って見送る。

 

「とりあえず、汚れを落とそうか」

「それより、腹減ったんだが」

「まずは簡単にでも洗い流さないと、不衛生だよ」


 魔法でお湯を作り、ホースで水をかけるように浴びせる。

 タオルを渡し、ヴィルトが身体を拭いている間に火をおこす。


「で、少しは気が晴れた?」

「……少しはな…」


 焼き魚を渡すと、静かに受け取る。

 やっぱり、暴れてスッキリ解決とはならなかったか。


「狩ったのをそっちにまとめてあるから、回収しといてくれ」 

「了解」


 残りの焼き魚を渡して回収に向かう。

 死体が雑に積み重ねられていた。


 暴れるように倒していったのだろう。

 色々と潰されているものばかりで、魔石以外は査定が下がりそうに見える。


 回収して戻ると、もう魚を食べ終えていた。


「食い足りねーや」

「じゃ、戻ろっか」


 街へ戻ると、まずは冒険者ギルドへ向かった。

 依頼は無事達成できたし、状態が良かったのでちょっとオマケしてもらえた。


 ヴィルトの大量に狩った分は、時間が掛かる可能性もあったが、そうはならなかった。

 数には驚かれたが、やっぱり状態が悪いので、魔石以外は値段が付くものが少なかったからだ。


 それでも数はあるので、最低でも1時間くらいは必要と言われた。


「俺は報酬で買い食いしてから戻るし、待たずに先帰っててもいいぞ」


 うーん、今のヴィルトの様子なら1人にしても大丈夫そうかな。

 

「じゃあ、先に戻るけど、あまり問題を起こさないでよ」

「子どもが子ども扱いすんな」

「夕飯は?」

「食う」 

「了解」


 

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