↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/108

ロンドビー船団長

俺は船長たちとの話の後、コンペペに飛んだ。こっちはまだ早朝だ。部屋から出て、ロンドビー船長の部屋をノックしたがまだ来ていないようだ。お楽しみなのか?部屋で寝転んでいると2時間ほどして前を通る音がした。

「ロンドビー船長。」

「これは、ショウ様。早いですな、また下半身問題ですか?」

ロンドビーが笑いながら軽口をたたく。

「いや、それは日常ですから、今日は少し重たい話です。」

俺の顔色をみて、ロンドビーも真顔になった。

「どうぞこちらへ、コーヒーでも。」

俺はカソーピアがモウル領に攻めてきて、撃退したことを話した。

「それは大変でしたね。まだこちらには話は来ておりません。しかし被害を出さずに殲滅とはさすがですな。」

「二日前の話なので、もうすぐこちらにも伝わるでしょう。ここからが本題なのですが。」

「はい、伺います。」

ロンドビーはコーヒーを啜りこちらを見つめた。

「敵は50隻の船で攻めてきたのですが、35隻ほど無傷で捕獲しました。そのうち20隻はコンポロで引き取ってもらったのですが、まだ15隻ほど残っています。お願いというのはその15隻の船団長になっていただきたい。」

「私に船団長になれと言われるのですか?」

「はい、ぜひとも。待遇はロンドビー船長の言い値で結構です。」

「それはまた、光栄なお話ですが。」

「俺は海の民と家族になっております。なので赤道を渡るのに何の障害もありません。シェイトンとジェローリアにその15隻を置いて率いていただきたいのです。」

「その船はカソーピアと戦う可能性もあるわけですな。」

「その可能性は否定しません。しかし基本は輸送業務についていただきます。カソーピアとの戦いになるとキャリアス船長たちが黙っていませんから。」

「なるほど、事情はわかりました。少し考えさせてください。」

「はい、急な話で申し訳ありませんが、ご検討いただければありがたいです。」

「その15隻は船員が全くいないんですね。」

「はい、そのとおりです。」

「何人か信頼できる船長を誘うことは可能でしょうか?」

「キャリアス船長から、5隻に一人は船長特技の人がいると聞いています。もちろんロンドビー船長の知り合いであれば大歓迎です。」

ロンドビーはカソーピアとの戦闘の事を聞きたがったのでコーヒーを飲みながら話をして、その後山小屋に戻った。


俺は下北沢で寝たりしながら、体力を回復して、弓技を持つ3人、リム、サフィアス、エリーン、ペルカを連れて迷宮に潜った。

「41階層までささっと行くぞ。」

「何をするのじゃ。」

リムは文句を言うが、人が少ないので嬉しそうだ。

「銃の威力を試したい。くらげとかトラを使ってな。」

「銃とはこの前モウル領で使ったやつじゃな。威力は凄かったぞ。」

「この前俺が迷宮で使ったのは、サプレッサーがなかったから、大きな音でサフィアスたち、霧の民は動きが取れなかっただろ。今回は音を小さくする道具を使って威力を見てみたいんだ。」

36階層に降りると7人は待機した。

「トラが来る。」

「タンディ、スコープで見えたら撃ってくれ。」

タンディは伏せてスコープをのぞき込む。俺には見えないがSR―25が低い音を発した。3発でトラは爆砕した。

「凄い威力ですね。」

モウル戦に参加していないエリーンが驚いた。

「そうだな、ダメ3000ほどだ。弓の10倍だな。これからはモウルとメイガロマトンが交代で、撃ってくれ。この音だったらサフィアスも問題ないだろう。」

「これなら大丈夫。」

毒蛾にはリムが闇魔法を使ったが、それ以外はモウルとメイガロマトンがXM5の連射で葬った。

「単発の威力はモウルが1500,メイガロマトンが1800くらいだな。こっちも音は大丈夫か?サフィアス。」

「はい、大丈夫です。」

41階層に降りたところでクラゲを待った。

「クラゲには物理攻撃が効かないから、メイガロマトンはエレキショットで銃を撃ってみてくれ。もしクラゲに効かなかったらリム頼む。」

「まかせるのじゃ。」

出番が少なく、不満そうだったリムが嬉しそうな顔をした。

クラゲが現れた。メイガロマトンが緊張してエレキショットの弾丸を撃った。クラゲの3000のHPが1200に減った。効いている!

「おう、弾丸でもエレキショットだと魔法属性に変わるんだな。後はリム頼む。」

リムが2発の全体魔法でクラゲ3体を殲滅した。

「みんな、ありがとう。これで銃の威力がよくわかった。」

「私は出番がありませんでした。」

「ペルカは万が一の時の最終兵器だからな。」

頭を撫でると喜んでる。

「ひとついいでしょうか?」

「エリーンどうした?」

「銃を交換するとき撃った直後だと、お尻が火傷しそうです。」

「そ、そうかそれは悪かった。運搬袋の素材を考えるわ。」


翌日、迷宮をでて山小屋に帰ると、ジェイパスが来た。

「おう、ジェイパス、よく来た。」

「100隻の船団を追っていた部下が戻ってきた。カソーピアに戻った船団からは鎧を着ていない者たちがたくさん下りて、その後船団は解散したようじゃ。」

「そうか、やはり船団は占領部隊だったんだな。まあ船団が解散したのはすこし安心だな。」

「これからは、10隻くらいで移動する船は追跡するように指示しておいたから、奇襲は防げるじゃろう。」

「色々すまないな。干し魚を持って帰るか?」

「い、いや、それはありがたいが、今日は呪いを、」

「ちょっと待て、こっちにこい。」

後でエリーンに見つかって怒られた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。