交渉
「さあ何食べようかなーそこで美味しそうな匂いがしてるカレーでいいかな、よしそれにしよ」
・・・
「ごちそうさま➰美味しかったよ」
「さあ、そろそろ時間だから搭乗といきますか、とその前に飛鳥に頼んどかないと」
『飛鳥、頼みがあるんだけど』
『何でしょうか?』
『聖堂とか周りの景色とかもろもろいっぱい写真を撮って送って、後、飛鳥たち孤児院のみんなも入った写真も添えて』
『写真・・・分かりました。いっぱい撮って送りますね』
『よろしく』
『追伸、飛鳥の可愛い写真も送るように、これは命令です。』
『えっはい、分かりました。(///∇///)』
「流石、咲さん。ビジネスクラスで予約してくれてあるよ、これでゆったり飛行機の旅が出来る。そうだよなー乗り継ぎでキ◯ギスまで19時間近く掛かるから、エコノミじゃまいっちゃうよ」
19時間後
「やっっっと着いたーーーうーーーん、流石に疲れた\( ̄0 ̄)/今日はホテル取って寝よ」と空港を出たところで、黒服で帽子を目深にかぶった、いかつい大男たち数人に取り囲まれた。
「*&,.&^\」訳「八雲さんですね」
「+(=_;(」訳「そうだが」
「@$|¥!?」訳「おたくらは?」
以下翻訳
「お迎えにあがりました。」
「俺に心当たりがないんだが」
「いいから、ガタガタ言わずに着いてこいっていってるだ」バコッ
意気がった言葉をはいた、途端にリーダーらしき人物からそいつに拳骨が落ちた
「お客様に失礼ですよ。それに、貴方では軽く捻られますよ」と帽子をとって顔を見せた「部下が失礼しました」
「えっ」声を聞いてビックリした
一人華奢な人がいると思っていたら女の人だったよ。立ち位置からしてリーダーだとは思ったけど、まさか女の人だとは・・・それもとびっきりの美人
「いっいや俺は別に気にしないけど、おたくらはだ・・・れ???」「あっお前マリアンヌか?」
「はい、マリアンヌです。嬉しい一目見て私って分かってくれた」
「小さい頃の面影はあるけど確かに美人になったよ。あまりにも美人になりすぎて最初はわからなかった。でも、こんな美人に成長して惚れちゃいそうだよ。」
「そんな、美人だなんて( 〃▽〃)八雲もかっこよくなったね」
「それほどでも(///∇///)」
そんなやりとりをしていると近づいてきたメイド服に身を包んだ女性が声を掛けてきた。
「お嬢様そろそろ移動なさっては」
「えっあっそうですね」
「八雲、積もる話は車の中で、八雲の疑問も答えます。」
「分かったよ。まあ、俺の目的はマリアンヌだから問題はないけど」
「さあ、こちらへ」とメイドさんの後を着いていった。この人も美人だよな。20代半ばってところかな。お尻も締まってて上向きだよ。揉んでみたいなーって思ってると、腕を絡めてたマリアンヌが腕をつねってきた
「痛っ」
「知りません」ぷいっとそっぽを向いてしまった
「それでは、発車します。」
発車してしばらくして
「そろそろ、話してくれるかな?俺がここへ着たのが何で分かった?」
「それは簡単なことよ。八雲がキ◯ギスに向かう飛行機に乗ったら直ぐにキ◯ギス教会の教皇である、おばあさまの処に連絡が来るようになってたのよ。」
「そうなのね┐(-。-;)┌」
「それだけ、おばあさまにとってマリアおばさまは大切な人だったの、だから、56年前にマリアおばさまはおばあさまにこの教会を託して、家族でおじさまの故郷である日本に移住したんです。その後の事が知りたくて3年前に貴方に依頼をしたのよ」
「そっか、じゃあご期待に添えるかどうか分からないけど一つの答えを渡せるかな」
その後はたわいのない話をして過ごし
目的地であるキ◯ギス教会の大聖堂へ到着した。
コンコン
「おばあさま、お客様をお連れしました」
「入ってください」
ガチャ
「ご無沙汰してます。」
「固い挨拶は後にして、おばさまのこと教えて下さい」
「近頃少し元気のなかった、おばあさまが、イキイキしてる」
「では、マリアさんは6年前80歳で亡くなってました。これを見てください。とスマホの写真を見せた、マリアさんが旦那さんと一緒にこの聖堂を建て、そして孤児を集めて孤児院を建てました。」
「おばさまらしい」と涙を浮かべて
写真をスクロールしていると、「なんて素晴らしい場所と聖堂なんでしょう、子供たちも笑顔が眩しいですね」
「あら、この子は?」
「飛鳥ですね」
「飛鳥さんと言うのですか、おばさまにそっくり・・・まさか、おばさまの」
「そうです、本人は多分知らないとは思いますが、マリアさんの曾孫です。」
「まーなんて素晴らしい、おばさまには会えませんでしたが、その代わりに曾孫がいたなんて、こんなに嬉しいことはないです。このデータは私に下さらないのですか?」
「勿論、送りますよ」
涙を流しながら、喜んだ
「何だか元気が出て来ました。早く教皇なんか
引退して飛鳥さんに会いに行きたいわ」
「そうだは、マリアンヌやりなさい」
「えーーーやだよ、わたしはやりたいことがあるこらダメよ、私も日本に行きたいんだから、あっそうだ、おばあさまジョンおじさんなんか適任じゃないの」
「そうね・・・でも、頼りないのよね。あっサリーあなたがジョンの補佐しなさい」と先ほど案内してくれたメイドさんに
へえ➰サリーって言うんだ
キッパリ「嫌です。」へっ
普通、ご主人様にたいして拒否って出来なくない?
「嫌ですよ。だって私もマリアンヌお嬢様と一緒に日本にいく予定ですから」チラッと頬を染めて俺の方を見る
ドキッ・・・可愛い
「痛っ」またマリアンヌに腕をつねられた
はっそうだ、こんなことしてる場合じゃないんだ
「あのーその話は後にしてこちらの話をしていいかな?これからのみんなの日本行きにも関わってくることだから」
「???なんですか?」
「まあ、3年前の依頼完了となった原因でもあるんどけど、孤児院が日本のヤ◯ザに騙されてつぶれそうなんだ。それで俺に依頼がきたんだ」
飛鳥を買ったなんて言ったら、多分この人たちに殺されるよ。だからその辺は誤魔化さないと
「何ですってー(怒)飛鳥と孤児院が」メラメラ
「私の大切な飛鳥を苦しめるなんて、教会の力を総動員して潰します。これは教皇としての命令です。」
「おっおばあさま落ち着いて」
「俺が力業で潰してもいいんだけどそれだと目立っちゃうから出来るだけ裏方に徹したいんだよね。のんびりした生活を目指してるから」
「と言いつつ八雲、今一番苦労してると思うんだけど・・・キ◯ギスまできて八雲なら力業であっという間なのに」
「うっううーん」咳払いをして
「そこで、ここの力を借りたいんだ」
二人声を揃えて
「「飛鳥と孤児院を守るためなら何でもします」」
「ありがと、じゃあ手始めに孤児院と聖堂をキ◯ギスの教会の日本支部だと正式に周知して、日本政府に認めさせないと、その辺はこの国にある日本の大使館にでも言えば大丈夫だと思うけど」
「いえ、私が直接行って日本政府に掛け合います。他の人には任せられません。」
「後は、正式なキ◯ギス教の支部となったなら、活動資金がでるよね?それで、孤児院の運営資金も・・・それとそれなりの人たちを派遣して教会として活動をして欲しい、それは、孤児院の警護も兼ねてという事で」
「分かりました。ですが、これだけ大きな組織なので直ぐに動くことが出来ません、それまでの間、八雲さんに任せてもいいですか?」
「この繋がりがなかったのならこっちでやるつもりだったから問題ないよ。ただ、思ったよりスムーズに話が進んでよかったよ。もっと揉めると思ったから」
「よろしくお願いします。そして、ありがとございます。私たちが自然と会えるように手を回してくれたんですね。力業でやれるだけの力があるのに」
「いや、そんな、俺はただ、楽がしたいだけだよ」
「「「そう言うことにしときますか(=^ェ^=)」」」と三人の声が揃った
さっ三人?おばあさまに、マリアンヌに、あっサリーもだ(^-^;




