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【短編】No.4 屋上の女子高生の記録
──これは、七不思議の断片の記録
腐った牛乳の匂い。
落書きされた机。
置かれた花瓶と百合の花。
濡らされた制服。
歩くたびに聞こえるコソコソとした声。
ゴミ箱から見つけた上履き。
「ゆーちゃんにお母さんからプレゼント!」
赤い花柄のかんざしを手に取る。
「ありがとう!まま!」
帰ってこない親。
屋上に立つ。
雨が降る。
ああ、やっと終わる。
逆さまになって見えた世界。
窓の外から見た教室の中にいた、笑ってるあいつら。
許さない。
呪ってやる。
殺してやる。
地面にぶつかった。
頭の崩れる音。
屋上に立つ。
屋上に立つ。
屋上に立つ。
美味しそう。
美味しそう…。
美味しい美味しい美味しい。
…………お腹が減ったなぁ。
あそこにいるの、アレは私を***たやつらだ。
食べちゃお。
ねえ、今どんな気持ち?
……私はね、嬉しいよ。




