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夏の大三角形  作者: 風祭トキヤ
6/14

Friends

どもぉぉぉぉ

一回文章消えて萎えたけど頑張りました

よろしくお願いします

あの事件以来新川さんへのいじめは最小限に留まったらしい。

なんでも僕がボコられてる一部始終を見た生徒もいたらしく、実際傷もついているので学校側が動いてくれた。もっと早く動けよタコが。

そして陰キャには厳しい第三行事の一つの体育祭を終え、夏休みに入った。

何事もなく7月が終わり、八月に入った頃僕のケータイに連絡が入った。

嬉しいことに新川さんからの連絡だった。


『久しぶり!八月十日暇じゃない?』

『お久しぶりです。特に予定は無いですね』

『よかった〜!新条くんが良ければ星と花火見に行きませんか?』


「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」


驚いて目を見開いた。

ベットの上で悶絶してると母親にうるさいと怒られたが、まったくもってどうでもよかった。


『よろこんで!』


八月十日、夏休みで最初で最後(多分)の新川さんとの予定が決まった。


『あ、ごめん!泊まりだったから十一日も空けといて!』


急にきた連絡に僕はまた悶絶した。


◇◇◇


八月十日。

集合はJR目黒駅改札外。

僕はこの日のために用意した洋服を身にまとって集合の10分前に到着していた。

泊まりというキーワードを見た時僕今日死ぬんじゃねえかと思ったくらいだが、死ななくてほんとよかった。

数分後に彼女が到着して、集合場所まで駆け足でやってきた。


「お待たせ〜!」


白のTシャツに細い足が際立つジーパンでこの暑さにはちょうど良さそうなピンク色のカーディガン的なものを羽織っていて大人っぽく少しメイクしていることが分かった。

学校とは全然違い、美しく見とれている自分がいる。


「......新条くん?」

「あ、うん。こんにちは」

「こんにちは!あれ、志帆とかまだ来てないの?」


笑顔で僕にニコッと微笑みかけてくれる彼女がそんなことを言い始めた。ん?なぜ道振さんが?


「道振さんも呼んでいるの?」

「あ、言ってなかったけ?志帆と水樹みずきくん来るって」

「水樹くんとは?」

「柳沢水樹くんだよ!!」


あいつそんな名前だったんだってえ?来るの?僕知らないんだけど。ねえ。

そんなことを話していると今日も愉快な声が飛んできた。

そんな人彼女しかいないので気づくのは簡単だった。


「お待たせー!!!!」

「志帆、やっほー」

「やっほー!お、今日は新条くんもいるのか!」

「どうも」


集合時間のギリギリに全員が集合した。

道振さんの後ろには柳沢くんもいる。


「それじゃあ行こうか」

「うん!行こう!」


◇◇◇


今回は新川さんの親の車で行くことになった。

こういうことは初めてのことなのと初のメンバーなので余計に緊張する。

新川さんと道振さんは前の席で僕と柳沢くんは後ろ。

そして運転座席には新川さんの母親と父親がいる。

前の女子たちは二人でなにやら楽しんでいるが、僕たち男子の後ろ席は特にそんなことも無く変わる景色を眺めてるだけだった。


「なあ、新条」


僕の名前が呼ばれる。初めて聞く声だ。

ただこの距離でこの低音は彼しかいない。


「......なに?」

「お前ってなんでいつも一人なの?」

「それって学校のこと?」

「そうそう」

「...強いて言うなら一人が好き......だからかな?」

「なんだそれ」


クシャッと爽やかな顔で笑う。

こういう人間は初めてだった。

明らかに人脈の少ない僕はこういう陽キャには慣れてないから避けていた。

いや怖かったのかもしれない。

ただ柳沢くんは僕を受け入れてくれるようなそんな気がした。


「あ、けど叶鳴と相川とあの遠足以来から一緒にいなくなったよな?なんで?」

「ああ...それはかくかくしかじかでさ」

「ぶっ...はははははは!今頃かくかくしかじかとか使うやついるのかよ!!」

「いやいるだろ。現に僕が使ってるわけだし」

「いやそれは知ってるよ!!やっべ新条面白!!」

「うるさいよ柳沢」


もうめんどくさいので呼び捨てにした。

ただ何も言われることは無かった。

僕は1歩だけ成長出来たきがした。

そして気がつくと長野の山奥の別荘に着いていた。


「「「でっけー」」」


新川さん以外の三人が同時に口に出していた。

それくらいでかい別荘が目の前に立ちはだかっている。

唖然としながらも僕たちは荷物を置くために中に入る。


「デカイな新条」

「そうだね柳沢」

「てか圏外じゃんここ」

「まじかよ」

「新条くんってそういう風に話すんだね!」

「だって男だし。普通じゃね」

「最初私と話した時めちゃくちゃ緊張してたじゃん」

「そりゃ誰だって最初は緊張するだろ」

「ふ〜ん」


道振さんがニヤついてて怖い。

柳沢は荷物を置くと僕に向かって話しかけてくる。


「ちょっと散策しようぜ拓馬」


名前で呼ばれてドキッとする。

たくとか呼ばれたこと無かったし、親にしか呼ばれてなかった名前を他人から言われると違和感しかない。


「お、おう柳沢」

「なんだよ俺の名前も下にしろよな」

「なんでだよ」

「なんかそっちのほうが友達感でるじゃん?」

「はあ......分かったよ水樹」

「おう!」

「じゃあ私も拓馬って呼ぶね!もちろん咲良もね!」

「うん。私のことも咲良って呼んでね」

「もちろん私も志帆でいいよ!」

「咲良...志帆...」


下の名前で呼ぶとなるといきなり緊張する。

より距離が縮まるような気がしたから。

でも全然嫌ではない。

僕は中学に入って初めて友達と呼べるような存在が出来た。

また明日も出せたらいいなと思ってますが、12時に出せるか分からないんでそこら辺よろしくお願いします

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