表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元最強勇者が転生したようです。  作者: ひつじ
序章 元最強勇者、転生
6/8

知らぬ声

遅くなってすみません!!!!

次は早く投稿する予定ですので、しばしお待ちを……

「次!配置に着け!」



とうとう、自分の番が回ってくる。さっき凄いものを見てしまった。そのせいかまだ胸が高まりが治まらない。



彼女と入学できれば、多くの事を学べるだろう。そして何よりも




友達になれる。




今までありとあらゆる人に声を掛けてきた自分だが、1度たりとも友達になれたことは無い。それどころか返事すら返して貰えず、振り返らないことなんてしょっちゅう、ひどい時はその後ばったりあっても挨拶すらしてくれない。



つまり、脱ボッチを成し遂げられるということ。



「最後の受験者!さっさとしろ」



試験管はだんだんと、その顔、態度にイラつきを表し始めていた。早く始めないと減点されそうだ。



すぅ、と息を深く吸い、詠唱を始めようとした時だった。



頭に響く謎の声




───遥かなる時より、運命(さだめ)を受けた我が血族よ、その心に眠る力を開放せん───



意味がわからないが、何故か力が、魔力が心から湧き上がって来る気がした。



「我が名によりその力を今貸せん、"ジャッジメントレイ"」



いつもならば、その、〈言霊〉にはほとんど乗らないはずの魔力が全て乗る。



手から放たれた"ジャッジメントレイ"は普通ならペンほどの太さの一直線のレーザーだが、それは、〔本物〕の"ジャッジメントレイ"だった。





それはつまり、言葉のまま、裁きの光が、雨の如く降り注いだ。これは一般的に〈低級魔法〉にあたるのだが、ごく稀にその、言の葉の流れに放つ魔力が"全て乗り"、その〈低級魔法〉は、誰もが知るそれではなく〈高位魔法第十二階〉のうちの〈高位魔法第十階〉の〔本物〕の"ジャッジメントレイ"になる。これは一例に過ぎなく、ほぼ全ての〈低級魔法〉は、“解放“することにより、〈高位魔法第十二階〉のどれかになる。しかし、これは、王国にいる最高位の魔道士でも、魔法つかいでも、無理に等しい業である。



「あ、あぁ」



勿論、予想してもいなかった。自分が出来るだなんて。驚きのあまり声が出ない。



「…………受験者」



試験管は、ぼそっと、小さく呟く、聞こえずに無視をしてしまう。



「………おい、その受験者!」



今度はハッキリと、聞こえるように言う。



「は、はい!」



思わず返事を返す。見ると試験管は満面の笑みで、



「ここは合格だ。次に進め。」



と、言われたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ