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英雄の知らない物語  作者: 星蘭丸&小太郎
第1章 絶望的な異世界?生活
11/20

第10話 迷宮探索?1

整備開始から5日目


晃平「……………。」


良太と逸れてから数分、等々迷宮の中で迷ってしまい、1人で松明を持ちながら歩いていた。タケロス達が迷宮を壊しつつ、1本道を作っていた際、晃平と良太は暇になってしまい好奇心で少しだけ迷宮を進んでしまったのが原因だ。


晃平「…………どうしよ…。」


ーー引き返すにも道分からないし、進むにも道分からないし…。座って待つにも餓死する可能性あるし………とりあえず進むか。


進んでいけばどこかしらに着くはずという希望的観測で行動を始める。正直怖くて怖くて仕方がない。


ーーホラー映画の主役になった気分だ…。


などと、どうでもいいことを考えながら進んで行く。ヘンゼルとグレーテルのように道に目印を置いていけばいいのだが、晃平の今の手持ちは定規と紙、ペンと手袋、松明しかないので大分頼りない。


ーーまた分かれ道か…。


もう何度目か覚えていない分かれ道を前に勘で進んで行く。すると小さいが道よりは幅のある空間に着いた。目の前には下に降りる階段があり、それ以外は何もないようだ。


ーー降りたらヤバそうだなぁ…。ここは戻った方がいいか…。


流石に戻れなくなる気がするので、引き返そうと後ろを見ると自分よりも大きな何かがこちらに向かってきていた。


晃平「っ、!」


松明を照らし、少し近づいてよく見ると、、


晃平「へ、び?」


ーー蛇?あれが蛇?


どう考えても自分のことを見ているので、逃げようとするが、


ーーここで下に降りたら……


帰れなくなるかもと思い足が止まるが、少しづつこちらに近づいてくる音が聞こえ、、


ーーくそぉっ!


走って階段を降りる。しかし、階段を降りると迷宮は存在せず、代わりに大きな広間がそこにはあった。


晃平「…は?え?」


先ほどの迷宮と違い、壁も石の塊ではなくコンクリートのような物が使われている。外見だけなら、中世の時代の物とは思えなかった。


ーーなんだ、ここ?それに…


広間の中央部分だけ妙に明るい。気になって近づいて行くと、ふいに後ろから声を掛けられた。


???「君、誰?」


驚いて後ろを振り向く。驚いた理由は、こんな場所で声を掛けられたからだけではない。


晃平「…日本語?」


そしてそこには、人の形はしているものの、人とは思えない何かが立っていた。


???「君、誰?」


再び同じ質問をされる。少しだけ不気味だ。目の前にいるのは人のはずなのに…真っ白な髪と女性?のような顔立ち、真っ白い布を羽織ってるだけの単調な格好。


晃平「…えっと、、山田 晃平?です。」


どう答えていいか分からず、疑問形で名前を言ってしまった。


???「やまだ こうへい……ずっと昔に似たような名前を聞いたことがあるような…。」


彼とも彼女とも分からない何かは1人で考えごとを始める。するとそれの羽織っている布のポケットからペン状のものが出てきて、、


???「この言葉で会話ができるってことは、お前、ただの人じゃねぇな。」


よく見ると万年筆がロボットのような棒読みで喋った。


ーー???もう訳が分からない。この世界に来てから意味不明なことは慣れたと思っていたけど……頭がパンクする。


晃平「…あの、えっと、、貴方達は何ですか?もう、僕よく分からなくて…、あとここってどこですか?」


???「私はドライ。たまに3号って呼ばれてた気がしたけど。」


万年筆「俺の名前は、ライト。ここは、迷宮の下の階層にある牢屋みたいな場所って言えば分かるか?」


晃平「…牢屋?」


ドライ「そうだね。確かに牢屋だね。」


ーー牢屋??どういうこと?


万年筆「迷宮っていうのは、単純に言えば迷路だ。だがただの迷路じゃない。誰かが意図して造った、閉じ込めるためのものだ。それにまんまとハマったってことだな。逆にここまでこれたのは奇跡だぜ。」


相変わらずこの万年筆は棒読みなので、違和感しかないが、つまり…


晃平「僕ってここから出ることってできるの?」


万年筆「まあ、無理だろうな。」


晃平「……………………。」


ーー終わった。僕の異世界生活、5日目にして詰んだ。


好奇心で迷宮に足を入れた自分が悪いというのは分かっているが、何故ここまで異世界ってクソなのだろうと、つくづく思う晃平だった。

蘭丸です!そろそろクリスマスですね^_^

どこに行ってもクリスマス、cmを見てもクリスマス、ゲームの中でもクリスマス。僕は今年もクリボッチです( ;∀;)

こんな感じで世間はクリスマス一色になってますが、24、25日も投稿するのでご安心を!

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