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昭和に出会った人たち  作者: 妻戸裕次


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第8話【昭和の黒メガネ伝説】

最初にテレビで見たときの衝撃たるや!


「……誰、この胡散臭いオッサン!?」


クイズ番組に出てきたその人は、

髪ベッタベタ、グラサン(というか黒メガネ)、

どっからどう見ても業界の裏方か、ペテン師か!?


薄ら笑いがもう怪しすぎて、

名前が「東西南」……あれ、北は!?

 そう、“きたない奴”や!!(笑)


でもね……

この“きたない奴”、クイズになると神がかってる!


知識の深さはまさに“物知りの母”、

正解がポンポン出る出る、花咲きまくり!


悔しいけどスゴイ。

嫌な奴!

……でも、なんか憎めない奴でもある。なぜだ!?


作品もまた、饒舌。

奴は喋りも文章もとにかく長い。

ダラダラダラダラ、まるで無限装飾マシン!


「でも見事やね…」って思わず唸る。

そう、クセになるんです、この饒舌文体。


そしてあの名作──

『火垂るの墓』。


むさぼり読んだ、泣いた、

また読んで、また泣いた。


「こらえきれずに泣けたっけ〜

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