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昭和に出会った人たち  作者: 妻戸裕次


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24/43

第24話【爆笑必至!ミスター、伝説の置き土産】

昭和の空気をそのまま閉じ込めたような、

いやむしろ昭和そのものを走り抜けた男――長嶋茂雄。


そんなミスターには、野球史にガッツリ刻まれた“笑撃”エピソードがある。


新人時代。

鋭い打球を左中間スタンドへドッカーン!!

まさにプロの洗礼どころか、プロの衝撃デビュー。

しかし――本当に衝撃的だったのはここからだ。


あまりに全力で走りすぎて、

一塁ベースを踏み損ねる。

ミスター、ホームランでアウト。

投手は新しいボールをもらい、一塁へコロッと投げる。

一塁手はスッ…とベースを踏んでアピール。

審判「アウトー!」

観客「えっ!?」

チームメイト「マジで!?」

ファン「腹痛い!!(笑)」


――笑うしかないね(笑)(笑)(笑)


そしてここで湧き上がる最大のミステリー。


その時のバット、どこ行った?


はい、答え。

 石原裕次郎の家にあります。

なんでやねん!(全昭和ツッコミ)


実は裕次郎、1学年下の長嶋を「シゲ」と呼ぶほど仲良し。

長嶋も「裕ちゃん」と慕う関係。

で、その珍プレーをやらかした日の夜も裕次郎宅へ。

そして――

バット置き忘れて帰宅。


……知らんがな!

いや、知ってても笑うしかないね(笑)(笑)(笑)


極めつけは、

敬遠球をヒットにした男、ミスター長嶋。

もう「伝説」「逸話」「奇談」「珍談」

全部まとめて“長嶋茂雄”というジャンル。


もはや語彙が追いつかへん。


そんなミスターの姿は、今はもう見られない。

でも――あの豪快な笑顔と、常識を超えたプレーは、

今でも昭和のど真ん中で輝き続けている。


ミスター、やっぱりあんたは永遠のヒーローやで……

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