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昭和に出会った人たち  作者: 妻戸裕次


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第20話―夜と朝の間にあるのは…

昭和の闇と光のスキマで出会ったピーター物語

― 夜と朝の間にあるのは…ボケとツッコミ!? ―


「夜と朝の間に ひとりの私〜」

……で、お馴染みのピーター。1969年にこの歌で一世を風靡したわけだが、………………

そもそも“夜と朝の間”にあるのは何か?


夢? 睡眠? 昼?

(いや昼はない!あたりまえや!!)

仕事?(夜勤か!!)

「と」? (正解って、クイズか!!)


そんなツッコミどころ満載の歌手・ピーター。

今は池畑慎之介としてチョイ役でも輝く存在だが――


ヒーター?? それは暖房や!!


ヒーちゃう、ピーや!

ピーピーって、それは下痢や!!(笑)


世界最速の動物? それはチーター!!

わしが言うてんのはピーターや!!


“ジェンダーレス”なんて言葉がない時代に、すでにその先駆者として輝いていたピーター。


実は私は、彼がデビューする前から出会っていた。


新宿のゴーゴー喫茶で、妖しく、性別を超えて踊るショートヘアの若者。

それが、あのピーターだったのだ。


そして踊り終わったあと、

彼が手にしたものは――メロンパン。


……ピーターパン!(笑)

何のこっちゃ!!


昭和の香りとボケツッコミが入り混じる、そんな不思議な出会いの記憶。

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