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彼と歩む無限の世界  作者: 睡眠欲
第一章一節 王立学園一年生編
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怒涛の日々


イントゥリーゴがいなくなったのにも慣れてきた頃。

もうすぐ二学期が終わるとはいえ、あまりにも暇すぎる日常が続いていた。


三年生以降になると、学校行事があるそうだ。


三年生では魔導大会、四年生では学芸会、五年生では魔獣討伐、六年生では学遠征。

楽しそうな行事に溢れていて、そのどれもが二学期にある。


一年生と二年生は、行事がないのだ。

暇だ。


暇さえあれば、剣を振るう。

剣を振っていると、心が落ち着く。

いつもは。


何か忘れている気がする。

なんだ?




そうだ。

魔導と剣を絡めたい。

広い練習場所がいる。


思い立ったが吉日。

私は昼休みにフィリオの元を訪れた。


「フィリオ、質問」

「久しぶりだな。何だ?」

「広くて自由に使える練習場所が欲しい。できれば人目につかないところ。ある?」

「あるぞ。この学園の北西、スクード山脈の麓に」

「どこ?地図持ってくるから、メモしてくれる?」

「オッケー。てか、なんなら今日行くか?」


おや、ありがたいお誘いだな。

でも、仕事とか大丈夫なんだろうか。

私のせいで仕事の予定が狂うならやめて欲しいところだが。


「仕事は?」

「今日はねえよ」


なら、いいか。


「じゃあ、よろしく。何時がいい?」


「ディナーの後だとして、七時半に迎えに行くわ」

「了解」


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