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法と政治の無知な批判者に告ぐ  作者: i/o


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差別 戦後、日本国憲法の影に埋もれた課題

「みいちゃんと山田さん」の「編集部」の発言に疑問を持って作りました。

 このエッセイを見て、一つ約束してほしいことがあります。

 差別する人を、差別しないでください。みんな違ってみんな良い。その原点に立ち返って叱るべきことは叱って、反省するときは反省する。

 それがこのエッセイを読むときに約束してほしいことです。





s 色々な差別が存在する中で、その被害を減らしたいと感じることがありますね。


k 意外と差別ってしていたりするよ。s君もそこは気をつけたほうが良いかも。自分は差別をしない側って思っていたら大変なことになるから。人間は差別をしてしまう生き物、「少数派」を集団から除外しようとする思考は、理性と本能共に来ていることを忘れちゃ駄目だ。「優しい差別」というものもある。


s 優しい差別?


k もしs君が骨折をしていたとして、それを馬鹿にしたらそれはどうかな。


s 差別じゃないですかね。


k じゃあ、s君がほぼ治っている状態で机を運んでそれを見た人が


「骨折しているのに机なんか運ばなくていいよ。僕たちでやるから。君の負担は少なくしなくちゃ」


って言われたらどう思う。


s ……2つ考えが浮かびますね。自分を労ってくれる事に関する嬉しさと、骨折という色眼鏡で見られて自分でもやれるのにやらせてもらえない……なんていうんですかね。少し嫌ですね。


k こういうとき、しっかりと「僕でもやれるから大丈夫だよ」って言うのが大切だと思う。自分が辛いときに助けてもらえると嬉しいけど、自分でできることを他人に勝手に決めつけられるのはわけが違う。もちろん相手が善意で言っているならそれこそはっきり言うべきだと思う。それは相手のためにもなるから。


s ……差別って何なのでしょうか。


k 相手が嫌と思ったら駄目なんだよ。相手の成長を促すことのできない、相手が思う嫌な行為は全部「差別」だ。主な差別にはハンセン病や在日韓国人・朝鮮人、部落差別。これらは主な例であって差別の対象は無限にある。精神疾患、刑期を終えた受刑者、犯罪被害者、犯罪加害者の家族、上げたらキリがない。差別された理由は全部違う。でも共通したことといえば、


「恐れ」


 自分が差別に遭う、身内に差別と関わっていると後ろ指をさされる。そんな「恐れ」がまたさらに差別を助長する。歴史はそれを辿っていくと通じるものがある。


s 差別の対象はキリがないですね。


k イジメだって差別さ。自分を上位者にして虐める。学校、職場、幼稚園。どんなところでも、理由はいらなくて簡単に人は差別する。僕は思うことがある。


 何でキレてくれる人間が減ったのかなって。差別を受けた人が被害を訴えて損害賠償を求めると擁護の声と「権利に甘えるな」という誹謗中傷の声。権利に甘えて何が悪い。人権を求めて何が悪い。パワハラとかを恐れて差別をしている人を「叱る」ことのできる人間が減っている。愛の鞭が本当に減っている。社会の風潮とは恐ろしいものだ。過去も今も根本は変わらない。昔の純粋な差別と今の陰口のような差別。どっちも悪辣だ。


s 今も昔も変わりませんね。


k とある政党は「人権を求める団体は大体利権がらみです」とかほざくやつがいた。極右という括りを超えて、誤解を恐れずに言えば政治家としての「覚悟」がないように思えた。ナチスのユダヤ人差別のように「敵」を作って自分たちを優位と思わせて国民の意思を集結させる。それこそ「利権」何じゃないかな。


s 政党が差別ですか……


k 差別と思っていないかも知れないよ。だからこそ、いつ自分たちが差別する側になるかも知れないことを身につけておくべきだと思う。


s 差別って本当に恐ろしいですね。


k たまに、差別を理由に利権を求める悪い団体がいる。差別を受けると本当に大変だから支援を受けるときは受けないと生活が成り立たないことがある。

 それを悪用するひどい団体がいる。

 それを理由に、「利権に甘えるから」、「権利ばかり主張して」といった差別が広がる。


 待ったをかけたい。悪質な団体は多くある。


 でも実際に被害を訴えて努力を続けるところもある。


 一括りは、やっぱりおかしいんじゃないかな。


s 人間だって悪質な企業を作ることがありますものね。


k そうだ。「差別」という色眼鏡で見る。それは、損じゃないかな。必ず、良い人は存在するから。だからこそこれだけは言える。




 人権は叫んでい良い。辛かったら叫んで良い。山奥で独りで怒鳴っても良い。相手が人でなくても良い。辛いなら辛いって叫んでほしい。今は見つからないかも知れない。でも、絶対に「孤独」にされない権利をみんな持っている。

 人権は「利権」と絶対に異なる。人権は「人として生きたい」という思いなのだから。


 人として生きたい。この思いは相手が国であろうが「日本国憲法」が守り抜くから。

 毎回思う、外国人差別が槍玉に挙げられるけど、「自分たちの生活の苦しさ」それをぶつけるのは違うんじゃないかな。外国人だって、良い人も居る。悪い人も居る。人間に通じるものを「外国人」という色眼鏡で見てしまっているのではないかと。

 全員辛い。なら、みんなで分かち合おうと思う。


 これが理想だって?


 「現実の見すぎ」ではないだろうか。人生、夢見たって良いじゃないか。

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