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月(つき)射(さ)して
月明かりの下で寄り添うふたりを詠んだ短歌です。
宵に白く咲き、朝に薄紅を差す月見草のうつろいを重ねて詠みました。
月射して
相添ふひとの
影法師
宵待つ花の
染む朝まで
【解説】
月の光が射し、
外の世界は淡い銀色に照らされている。
その光の中で寄り添うふたりの影法師は、
地面に落ちた影さえも
ひとつに重なりそうなほど近い。
月見草は、夜に白く咲き、
朝しぼむ間際に、はなびらへ薄紅を差す。
明日、わたしがまた紅を引くまでは
このままでいてほしい。
=======余白de川柳========
繁る葉の 際を浮かべる 宵の月
暗くして 知り初む近き 水鏡
読んでいただき、ありがとうございました。
夜の静けさや、月の光が水面に触れる瞬間を思い浮かべていただければ幸いです。




