九十七回目「青いタオルの女」
二千二十六年六月三日。水曜日。起きる前からずっと雨。室温摂氏二十三度。
眠るには上掛けが必要な室温。今日は朝七時二十五分に起きました。六時にも一回起きたのですが、眠り直したのです。
へんてこりんな夢を見たのですが。
青いタオルを、宿の全てのドアノブに結び付けている人が居たんですね。
意味は分からないけど、なんだか気味が悪くて。おいどんも、とあるドアから「廊下中のドアに青いタオルが結び付けられている様」を見たのですが、その廊下を歩いていた、ちょっとぽっちゃりした女性が、青いタオルを持って襲い掛かって来たので、慌ててドアを閉めると言う夢でした。
その青いタオルの女性は、人間に対しては「喉を青いタオルで絞める」と言う恐慌を行なう、殺人鬼だったらしいのです。
それで「怖い」と直感的に感じたのか、と察しました。
唯のホラーやんって言ったら、うん、唯のホラーだ。
今日はお勤め先も寒くなることが予想されるので、少しだけ厚着をしました。
ワイシャツの下に長袖Tシャツを着ただけですが、少しは暖かくなるはずです。
着替えはすっかり済んだので、後は日焼け止めを塗るだけです。
着替える前に塗ればよかった。
(帰宅)
近所の猫さんの尻尾が車の向こうに見えたので、「なーん」と猫語で挨拶をしながら、後について行ってみました。
猫さんの尻尾は車の下へ。その車の下から猫さんが出て来るのを待ったけど、一向に出てこないので、身を低くして車の下を覗き込み、再度「なーん」と挨拶をしました。
ホイールの影になる場所に、猫さんはうつ伏して、こっちを恐ろしげに見て居りました。
視線が凄い勢いで合っているので、「このままでは怯えさせてしまう(もう怯えてるのかもしれないけど)」と思って、ゆっくり瞬きをする挨拶をしました。
猫さんは、まだ顔を緊張させています。
もう一度、瞬きの挨拶をしてみました。
猫さん、微動だにせず。
おいどんは、三度目の瞬きをせずに、家に帰りました。
何で猫さんは、あんなに警戒したのだろう。猫語が上手過ぎたのだろうか。
「馴れ馴れしい猫が追いかけて来ているはずなのに、人間しかおらん。何? あいつが猫語を喋ったって事か? そんな、まさか」と言う心境だったのかもしれない。
何だったら、猫さんがガン見してくれてる間に、もう一回猫語で「なーん」と挨拶をしてみても良かったかも。
だけど、鳴き真似は出来ても、おいどんが猫語で何喋ってんのか分からないですしねぇ。




