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二十六回「嫌な臭いに纏いつかれる話」

 二千二十六年四月二十五日。土曜日。晴天。日陰は寒いけど、日向は暑い日。

 遂に髪の毛を切りました。襟足がとても楽。前髪も目に入らない。サイドはもうちょっと長くても良かった。

 L○ftで、髪用のアイロンを見てみたんですよ。一番コンパクトで安い物が、一万一千円しました。

 それから、今使ってるのと同じ財布の色違いの商品が、約七千円しました。

 アイロンは必要ないけど、財布は買いたいですね。ジッパーが今にも壊れそうなのです。

 とりあえず、今月の収支の計算をしなくちゃ。何に幾ら使ったのか。

計算する前から分かってる事としては、絶対に無駄遣いしているから、何処でそんなに銭を消費したのかを、確認する作業が必要と言う事。


 冷たい水を飲み過ぎて、冷たい豆腐を食べてしまって、お腹の底から冷え冷えになって居ます。

 熱いお湯で紅茶を淹れます。

 凄く天気が良いので、カメラを持って行くのを忘れなかったら、色んな所を巡って来たかも知れないけど、生憎カメラが無かったので、髪を切ってからさっさと帰って来ちゃいました。

 気分としては、とても悪くないのですが、唯……臭いがね。悪臭がね。したんですよ。

 帰ってくるバスの中で、嫌な臭いに遭遇しました。

 バスの中の個人で座れる座席から、ツーンとするアンモニアの臭いが立ち込めていて、マスクをしていても臭かったんです。

 みんなその席を避けて居るので、妙な空きスペースがありました。

 おいどんは迂闊なことに、その異常にアンモニア臭い席に一回座ってしまったためか、臭いがずっと鼻につくのです。

 あの席で、何か悲惨な事があったんでしょう。精神衛生上、あまり想像しないようにしていますが。

 折角好い天気の日に、髪の毛を切って染めてもらうと言うサービスを受けて、好い気分に成りたいのに、悪臭に足を引っ張られる事になりました。

 現在、家の中は無臭なのですが、悪臭の記憶が消えません。やむなく、ファブリー〇ミストラスを撒きました。家の中が良い匂いに。

 買い出しに行って来たいのですが、何と言うか……これ以上、お家の外に出て、嫌な気分になりたくないのです。

 今日はもう、臭いに関して、碌な事が無い日なんだと思ってしまって居ます。

 夕ご飯の時間になってお腹が空いたら、パスタを作って食べます。パスタとパックご飯だけは残っているのです。

 何にも食料が無い状態じゃなくて良かった。


 その後、洗濯と入浴を済ませ、嫌な臭いの記憶からは逃れられたのでした。

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