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『21:「ピエロを呼び出す魔法」』
「ピエロを呼び出す魔法?」
「上位魔法に殺人ピエロを呼び出す魔法や殺戮ピエロを呼び出す魔法、気狂いピエロを呼び出す魔法があるよ」
「やべー奴しか呼び出せないの? いや、別にいい、それよりもこの状況でなんでそれを言い出した?」
「ちょっとカルトな村でいま生贄にささげられる目前だね。私の処女も奪われちゃうね、いやーん」
「いくらでも捧げやがれ。というか、召喚できるならもっと強いやつらを召喚できないのか?」
「そんな危なさそうなのを召喚するのはちょっと……」
「今まで行ってるピエロも同じぐらい危ないだろうが」
「実は免許制で、強力な召喚獣を呼び出す免許は持ってないんだ」
「免許制なのかよ!」
「あと、使役や償還も免許制だよ」
「一括にしろよ!」
「で、僕がつかえるのってピエロを呼び出す魔法ぐらいなんだ」
「あーもう! なんでもいいから使ってしまえ! 松明をもった村人たちが迫ってきてるんだよ!」




