僕の寝室で夜這い行為が連荘して、ヤバイ。
「・・・ん・・・・んん・・・」
目を開けたら、目の前に、佐織が居た。
「・・・んっ!?」
口を塞がれている・・・!?ちがっ・・キスされている・・!
「んんっ!!」
「・・ぷはっ・・・あんまり騒ぐと、エリカが起きちゃいますよ」
「ダメだって!一緒のベッドで寝てないんだから良いでしょ!」
僕はか細い声をなんとか放つ。それでも、微笑み顔で、佐織は返答する。
「ダメです。兄さんは、私の奴隷なんだから、ちゃんと・・・魅せつけてあげないとだめなんです」
「シッ!・・・しず・・んっ!」
また口と塞がれる。舌が這入ってくる。佐織も目を瞑っている。
「んっ!・・・・・んっ!??!?」
僕のジャガージャッカーが未知の感触により、猛々しくそそり立ってきた。
「んーーんーーー!ぷはっ、ダメだってヴぁ!」
僕はなんとか佐織の肩を持って、引き剥がす。
「・・・・一つ提案があります」
「・・・・・」
「私の部屋に行きませんか?」
「お断りします。・・・・・・。ソファで寝ようか・・っ!?」
キメられている。これは・・・・この技は・・技術は・・真歌子姉さんのソレだ!
「・・まさか」
「教えてもらいました。兄さんの貞操を奪う許可も頂きました」
婚約しても尚も、僕の前に現れ続ける姉さんの亡霊を、僕は垣間見た。
「・・・・今日はしましたか?」
「・・・何を!?」
「・・・ま・・ま・・・・、ますたーべーしょんってやつです・・!!」
「してないよ!!」
なんで僕は勢いをつけて言ったのだろうか。自分でも解らない。
「エリカ起きちゃいますよ・・?じゃあ。私が手でしてあげますね・・・」
「ダメだってヴぁ!」
「愛玩肉奴隷に拒否権はありません。えっと・・・タオル・・もってきたほうがいいですか?」
なぜタオルという発想なのだろうか。ティッシュが・・・っていうか、そういう問題じゃないっ!
「いいから!痛いッ!痛い痛い!・・・・ッッ!!ダメだって!それしゃれになってないから!!!」
「しゃれでやってないです」
「ちょっと!怒るよ!?」
僕はなんとか体勢を変える。危なかった。非常に危なかった。柔らかい手のぬくもりが、未だジャガージャッカーから抜けて切れていなかった。
「・・・兄さん・・・・気持ち良かったですか?」
「気持ち良くないよ!・・・っていうかそういう問題じゃないからねっ!ほら・・!佐織ももうお休み!」
僕は佐織を無理矢理立ち上がらせて、お姫様だっこでドアまで向かう。
「兄さん」
「なに?」
「ふとももが・・・気持ち良いです」
「・・・・っ!!」
僕はドアを開けると、丁寧に、ドアの外で下ろした。
「兄さん。今の、良かったです」
「おやすみ、佐織」
「・・・・分かりました。今日と昨日の分はさっきので良しとします。最後にキスをします。・・・かがんでください」
「・・・・わかったよ。ほっぺただよ」
かがむと、僕の右のほっぺに柔らかい感触がそっと触れる。
「おやすみなさい、兄さん」
それだけ言うと、自室まで戻って行った。
「・・・・寝よう」
僕は静かにドアを開けて、部屋に入ると、布団に入った。・・・あれ?こんなでっかい抱き枕・・・押入れにしまってるはずだけど・・・。
「・・・・・!!!エリカ・・」
「晃弘様~。さっきのは、なんなんですか~?」
「え・・えっとー・・さっきのって、なに?」
「佐織と、晃弘様が、唇と唇で、舌を相手の口内で転がしていた事です」
初めから見られていたのか・・!!
「えーっと。とりあえず、今日はもうお休み、だよ」
「きになって、眠れそうにないです~。私も、それ。やっていいですか~?」
「だ・・ダメだよ・・!」
「どうしてですか~?」
・・・・なんて答えればいいんだ・・・!
「・・・晃弘様。カワイイ」
・・・え!?
目を瞑って、ゆっくりと僕に、近づいてくる。両の手は僕の肩にガッシリと巻きつかれている。
弾力に富んだ二つの大きな女性を象徴するシンボルが、僕の胸に、あたる。凄まじい弾力・・・!これほどの破壊力!真歌子姉さんのそれ以上の戦闘能力・・!
「冗談ですよ~~~」
目をパッチリと開けられて言われる。
「なんだ~。冗談か・・・。とりあえず、ベッドに戻って。僕はこのまま下で寝るからさ」
「キスだっていうこと、知ってましたよ~~」
・・え?
その瞬間、呆けた一瞬の隙を突かれて、僕の唇は奪われた。・・・!?
・・・・甘い。スイートな、味がある。なんだこれ。なんなんだこれ。
「・・・・ちゅばぁっ!・・・凄く、幸せな気持ちになれました・・・」
そうやって、僕の肩に腕を回したまま、横になる。吐息が、僕の顔にあたっている。
「おやすみなさい。晃弘様」
そう言うと、すーすーという寝息がすぐに聞こえた。
僕はというと、頭がボーーっとしてきた。なんだか、甘い唾液が僕に入ってから、なんだか、凄く良い気分で・・・こんな気分・・生まれて初めてだ・・・眠く・・・なってきた・・・。
ガッシリとホールドされている腕はほどけそうになかった。僕はそのままの体勢で、自分自身の寝息を聞いた。




