↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第三話 アリス

小学校受験の記憶なんて全然なくて、でもお受験して高校までストレートでやってきて、でも推しと同じ大学に行きたくて勉強はじめて。

ピアノもダンスも長続きしなかったから、これだけはって思ってやってきたのに。

塾の帰り道だった。駅にママが迎えに来たって言うから、急な雨を鞄でしのいで青信号を渡っただけ。

たぶんトラックにひかれた。ガチの、突然の死。

痛いとかなんとか思う前に、遠くにトラックのブレーキランプが見えて。なんかすごいクラクションとか鳴ってた気がしたけど、それも遠くなっていって。


「すまんのぅ」


次に意識が戻った時、目の前でめっちゃしおれてるおじいちゃんいて、普通にビビった。

え、何?って思ってたら、おじいちゃん光りだして。


「どうじゃ、ほしい能力を持って転生さしちゃるよ」


なんかめっちゃ聞いたことあること言われて。


「え、超絶爆ビジュほしい」

「いいよ」


気が付いたら、ガタゴト馬車に揺られてた。手の感じからしてめっちゃ若返ってる感じある。

周りには同い年くらいの子供が何人か乗ってた。誰もがぼろぼろの服で、縄につながれてる。もちろんあたしも。…なんであたしだけ手錠なんだろ。

しばらくして馬車が止まって、そのまんま放置されてた。静かな村だった。


次の日、お腹すいたなって思ってたら、外で声がする。馬車の隙間から覗いてみたら、イケメンと目が合った。

そのままイケメンは怒ったように隣の建物に入ってしまった。すご、爆ビジュだった。推しほどじゃないけど。

てかこの状況なんなんだろ。普通にお腹すいたし、なんか食べたいな。


ガタン!っていきなり馬車が傾いた。


「は?え?」


とんでもなく長い爪が、天井を切り裂いてた。隙間から超絶デカいカラスみたいなのがこっちを睨んでて。

あ、ヤバいまた死ぬかも。



――――――――――――――

【アリス】


年齢:18歳

種族:エルフ

職業:??


技能:

【ピアノ】

【ダンス】

【魅力+++】


称号:

【転生者】


前世:並木ありす 高校生

享年:18歳

大学受験を前にトラックでひかれ即死。神により絶世の美女エルフに転生した。


――――――――――――――


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。