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新天地

月日が経ち、5ヶ月後。

俺はキャピタルへ向かう馬車の中にいる。

実は昨日、俺はあの国を出た。つまり、キャピタルに行く期限になったのである。

あの後、俺はダンジョン50階を制覇することに成功した。

しかも、ステータスもグリンと戦った後から10倍程度に増えている。

このステータスであれば、キャピタルでもしものことがあっても大丈夫だろう

さてグリンはというと、まだまだ国で国務をしないといけないということで、

後から来てくれるらしい。

さて、キャピタルでは何をしないといけないかというと、

まず、王様に挨拶しに行くことと、後はダンジョン制覇。

そして、魔王の討伐に乗り込んでいかないといけない。

そのためにはまず仲間が必要だな。

しかし、グリンの時とは違い心配は無用らしい。

どうやら、キャピタルの王が、国の中でも優秀な剣士や勇者を三人用意してくれるということらしい。

これはとてもありがたい。どうやら、キャピタルのダンジョンは100階あり、その中でもその三人の集団は

なんと90階まで制覇しているらしい。

これはかなり期待ができそうだ。

さて、もうすぐで城に着く頃だと騎手が話していた通り、すぐに着いた。

早速城に入る。

城に入った後、王のいる部屋へ案内してもらった。


さて、もうすぐで俺を呼び出した王に会うことになる。

もう扉は目の前だ。

二人の騎士が扉を開ける。

そこには王が待っていた。

が、その端にはたくさんの騎士がいる。

とりあえず王と話そうと試み、前へ向かうと、

騎士の一人が大声で止まれ!と言った。

体は硬直し、自分の言うことを聞かなかった。

おそらく、命令形の能力者のようだ。

なんて言ってる場合ではない。

ここで、ようやく王が口を開く

「君がどうして指名手配されていたかわかるかね」

「どうしてですか」

俺はもちろんわからないのでそう答える。

「・・・そうか。じゃあ詳しく説明してやろう。

まず、お前は、この国に召喚された勇者だと言うことは知っているであろう」

「はい」

「それでここに転生した。しかし、お前は化け物同然だった。

ある時、魔王勢がここに襲いにきた時、お前が一人で戦って撃退した」

なんだ、そこまでは何も悪いことがないじゃないか。

「悪いのはここからじゃ。自我を無くしたお前は、王国内を次々と破壊した。

しかも、どこかに逃亡して行った」

「だから指名手配したのだ。今日やっとお前を捕まえることができた」

「終わったな」「俺の家族を返せ」などと声が聞こえる。

そして今間接的に捕えられているのだ。

「僕の罰はどのような感じですか」

王は冷静に答える

「お前はここでたくさんの能力を使われて死ぬことになる」

「俺のあの国での仲間はどうしたんですか」

王は呆れたような声で

「あいつらは私が見つけたら余生を生きれるくらいのいい人生を送らせてあげられるように命令しておいたからな。今でも騙されているのは可哀想でしょうがない。

要するに、俺は全ての人間に騙されていたと。

助かる方法はもうないだろう。

俺はただ、呼ばれただけなのに。








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