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第22話 曖昧な記憶とどうにもならない事

◇ ◇ ◇


天空が偽物たちと死闘を繰り広げていたその頃、イヴァンは薄暗い一室で少女の手首を締め付けていた粘着テープを必死に剥がそうとしていた。


袋越しに伝わってきたのは少女の体温だった。

それは細く、柔らかく、かすかに震えていた。

その細い手首に食い込んだ拘束がどれほど彼女を痛めつけ、心を凍らせてきたのか――想像ではなく、触れた指先が物語っていた。


(大丈夫だ……。俺が絶対に助けるから)


その決意だけを胸に彼は指先を細かく動かしながら食い込んだテープを少しずつ解いていった。

テープが粘ついた音を立てて剥がれかけるたびにイヴァンは息を止めて慎重に力を緩めた。


どこかで戦っている音が遠くから響いていた。

空気を裂くような風切り音、そしてすぐに鈍く低い衝突音が壁越しに響いた。

誰かが――いや、天空が戦っている。


(お願いだから、もう少しだけ持ちこたえてくれ……!)


少女の手首に巻かれたテープがわずかに緩みはじめた。

その瞬間、イヴァンの胸にかすかな安堵がよぎる。


(あと少し……よし、もう少しだ)


そして最後の一巻きがほどけ、粘着がちぎれるように剥がれた。


それと同時に彼女は動き出した。

まるで解放の合図を待っていたかのように、すばやく足に巻かれたテープを解いて袋を脱ぎ捨てる。

長い髪がふわりと揺れ、覆い隠されていた素顔がようやく光の中に現れる。


そして次の瞬間――彼女の手がイヴァンの袋を乱暴に剥ぎ取った。


「うっ……!(んっ……!)」


視界が戻る。

薄暗い空間にひとつの姿が浮かび上がった。


赤く染まった頬に怒りと困惑が混ざった瞳が潤んでいた。

息を荒くしながらも彼女は明らかに困惑していた。


「うー……うーっ……?(――詩織ちゃん……?)」


イヴァンがぽつりと声に出したその瞬間だった。


バチン、と鋭く空気が切り裂かれ、


「……あんたね、よくも触ったわね!」


怒声とともに詩織ちゃんの足が鋭く振り抜かれた。


「うーっ……!?(えっ……!?)」


反応が一瞬遅れた。


ドゴォッ!


強烈な一撃が腹部に突き刺さり、イヴァンの体は床を転がった。

肺が押しつぶされ、咳も声も出ない。


「変態!痴漢!このドスケベ!!」


「うーーー!うーっ!うーーー……っ!(ち、ちがっ……ごほっ、ちがうんだってば……っ)」


「黙りなさいっ!これは私に触った罰よ!!」


詩織ちゃんの足が怒りのままに振り抜かれ、連撃のようにイヴァンの身体を打った。

それは華奢な身体から繰り出されるとは思えないほど重く、的確に急所を撃ち抜くような蹴りだった。


「うー……うーっ……!うーー……っ(俺は……助けようとしただけなのに……っ)」


息を吸う間もなく押しつぶされる胸――あまりの理不尽さに涙が滲みそうだった。

詩織ちゃんはふと動きを止め、軽いため息を漏らす。


「……ったく、しょうがないわね。喋れないじゃないの、これじゃ」


イヴァンの唇に貼られたテープに指をかけ、わずかに躊躇してから――静かに剥がした。


「っ……ぷはっ……!た、助かった……」


「ふん、助けてもらったのはこっちでしょ」


そっぽを向いたまま言う詩織ちゃん。

その頬はほんのり赤い。


「……とりあえずここから出ましょ。そうよね?」


「うん、でも手首のテープがまだ……」


「貸して」


しゃがみこんだ彼女の指先がイヴァンの手首に触れた。

やわらかな温もり。

微かな距離の消失。

そして――目の前に近づく彼女の横顔。


「……はい、これで動けるでしょ」


「ありがとう、詩織ちゃん」


詩織ちゃんはふいに視線を逸らし、少しだけ頬を膨らませた。


「もしかして……怒ってる?」


「別に。ちょっとイラッとしただけよ」


「そっか……でも、本当にありがとう。詩織ちゃんがいてくれて、よかったよ」


その一言に彼女はそっと目を伏せた。


「……バカ」


けれど、その声は優しかった。


イヴァンは足に巻かれていたテープを自分で解きながら、二人の間に流れはじめた微かな温度の変化を感じていた。

それは冷たく封じられた部屋の空気にささやかな光が差し込んだようだった。


そしてようやく彼は周囲を見渡す。

部屋の中は静まり返っていた。

かすかに風が吹き抜ける音すらない。


イヴァンは学校で詩織ちゃんの笑顔に見惚れていたあの時とはあまりにも違う現実をただ呆然としたまま見つめていた。


足元には紙くずや壊れた椅子の脚、ひび割れたバケツのようなものが転がっている。

コンクリート打ちっぱなしの床には薄い砂埃が積もり、誰の足跡もついていない――つまりこの部屋は長らく使われていなかったということだ。


「……ずいぶんと、暗い部屋だな」


ぽつりと漏れたイヴァンの声は埃を含んだ空気にすぐに溶けた。


まるで廃棄されたゴミ置き場の一角をそのまま封印したような場所だった。

湿気と黴のにおいが鼻につく。


「もう夜か……ここに来て一日経ってるみたいだ」


彼はふと天井を見上げた。

暗がりの中、かろうじて橙色の光だけがじっと灯っていた。


「ねぇ、詩織ちゃん……ここって物置き部屋?」


隣に座る彼女へと振り返って問いかける。


だが詩織ちゃんはその問いにわずかに眉を寄せ、困惑したように首を横に振った。


「そんなの、私に聞かないで。……知らないわよ、こんなとこ」


「え……?じゃあ……」


イヴァンはごく自然に聞いた。


「ここって詩織ちゃんの家じゃ……ないの?」


その言葉に詩織ちゃんは驚いたように目を見開き、それから戸惑うように眉を寄せた。


「……違うわよ。私、数日前に……学校の帰り道で誰かに後ろから襲われて、それから気づいたらこの部屋にいたの」


「……!」


心臓が冷たい何かに掴まれたように凍りつく。


「……じゃ、じゃあ……」


唇が震えた。

喉が渇いて声がうまく出てこない。


「詩織ちゃん……じゃあ、俺と一緒に帰ったとき……俺の告白に笑って頷いてくれた日の……あれって、本当に……あったのか……?」


詩織ちゃんはますます困惑したようにイヴァンを見返していた。


「なに……言ってるの?私、イヴァン君と一緒に帰ったことなんて一度もないよ。……それに、告白にOKするとかあり得ないっていうか……私、そんなこと言ってない」


一瞬、何も言えなかった。

自分の中で崩れ落ちていく何かをただ呆然と見つめているしかなかった。


「ううっ……」


イヴァンは胸の奥を鋭く抉られたような感覚に息が止まりそうになった。

膝がわずかに揺れた。


思い出していた時間。

あの時の笑顔。

手のぬくもり。

一緒に歩いた放課後。


(あれは……全部……夢?幻だったのか……?)


こみあげてきた感情を必死に飲み込んだ。


――違う、今は落ち込んでいる場合じゃない。


「……はぁ……とにかく今はここから出よう。出てから……それから考えればいい」


自分にそう言い聞かせるように深く息を吸った。


改めて部屋を見渡す。

窓はひとつもなく、空気の通り道もない。

唯一の出入り口と思われるドアは閉ざされていた。


逃げ道はない。

だが、諦めるには早すぎた。


(でも……)


イヴァンの頭の中に詩織ちゃんとのあの帰り道が何度も何度も再生された。


確かに手を握った感触があった。

確かに詩織ちゃんは彼を見て笑ってくれた。


――じゃあ、あれは……誰だった?


「イヴァン君……」


そっと隣から声がした。


「……どうして泣いてるの……?怖いのは分かるけど、今泣いたって……駄目だよ……」


イヴァンはこみ上げるものを堪えつつ、無理やり笑みを作った。


「……詩織ちゃん、大好きだよ」


その言葉が口からこぼれていた。


詩織ちゃんは息を呑んだ。


「……イヴァン君、今は……やめて」


顔を背け、視線を逸らす。

それでもその声はどこか揺れていた。


イヴァンは目を閉じた。


(違う……今じゃない。こんなところで、そんな気持ちを伝えたって……何にもならない)


それでも感情はこぼれる。

止めたくても止められない。


彼の中ではひとつの疑念が音もなく胸の奥に染み込んでくる。


(……ここにいる詩織ちゃんは本当にあの詩織ちゃんじゃなかったのか?じゃあ、俺が一緒に帰ったあの女の子は……)


背筋がひやりとした。

感情の震えとは別の理屈の通らぬ寒気が首筋を這い上がる。


(昨日の詩織ちゃんは――誰だった?)


何かがおかしい。

これはただの記憶の食い違いじゃない。


イヴァンの心はざわりと揺れていた。

目の前の少女が放つ体温のぬくもりと記憶の中の少女が浮かべた笑顔――そのふたつが決定的に噛み合っていなかった。


それに気づいた時、彼の中にあった安心は音を立てて崩れた。


そしてイヴァンは自らの記憶をたどるように深く息を吐いた。

混乱と恐怖の渦中にあっても彼の心には確かな違和感が渦巻いていた。

何かが――何か大事なことが曖昧なまま心の奥底に沈んでいる。


(思い出せ……俺に、何があった?)


目を閉じる。

脳裏に浮かぶのは昨日の夜。

目を覚ましたとき自分は椅子に縛られていた。

視界は布で覆われ、何も見えないまま何者かに問い詰められた。

声も姿も思い出せない。

だが、確かに質問を浴びせられていた――まるで試すように、じわじわと追い詰めてくるような声だった。


(思い出した。あのとき……俺は、拘束を解いて……戦った)


オーラの動きを読むように息遣いと足音のわずかなズレだけを頼りに相手の動きを見極めた。

目隠しをされたまま反撃に転じたのだ。


そして――


(ああ、そうだ。聞こえたんだ……天空の声、ルナちゃんの声も……)


その瞬間、頭に鋭い痛みが走り、意識が途切れた。

そこからの記憶は黒く塗り潰されたかのように抜け落ちている。

気づけばこの部屋にいて詩織ちゃんと再会していた。


だが――その詩織ちゃんも記憶が抜けていた。

イヴァンと帰ったはずの放課後を「そんな事実はない」と言い切った。

ならばあの日、あの笑顔を見せた詩織ちゃんは――いったい誰だったのか。


(……これは、仕組まれた何かだ。詩織ちゃんを騙っていた誰かが、俺をこの家に誘導した)


そう考えるとすべてが繋がっていく。

甘く、優しい言葉で自分を包み込んできた彼女は詩織ちゃんではなかった。

偽りの存在。

本物の詩織ちゃんはここでずっと孤独に囚われていたのだ。


イヴァンの中に燃えるような決意が立ち上る。


(天空も……ルナちゃんも……もしかしたらまだ捕まったままかもしれない)


「詩織ちゃん。見つからないようにここから出よう」


彼は隣の彼女に低く静かな声で告げた。


「うん。でも……どうやって?この部屋には窓も無いし……」


詩織ちゃんは怯えたようにあたりを見回しながら小さな声で返す。


「まずはドアだ。鍵がかかってなければ……」


イヴァンは慎重に立ち上がり、無言のままドアに手をかけた。

だがすぐに金属が擦れる感触が伝わってきた。

扉の外側には南京錠がかけられており、開かない。


「……外から南京錠がかかってるな。けど……このドア、よく見たらかなり古い。鍵だけじゃなく、扉そのものが脆い」


木枠は腐食して蝶番の一つは外れかけていた。

壊せばいける。

だが問題は音だった。


(どうする……何か、タイミングを――)


ズドォン!


突如、遠くの廊下の奥から轟音が響き、壁が揺れた。

詩織ちゃんが小さく息を呑み、身を縮める。


鈍い衝突音――誰かが叩きつけられている。


(天空……か?今、この瞬間なら――!)


「詩織ちゃん、ドアを壊す。今しかない」


イヴァンは低く、だが揺るぎない声で彼女にそう告げた。

声の底には鋼のような決意が滲んでいた。


「えっ……でも、音がしたら……!」


「大丈夫。敵はあっちに意識を向けてる。今なら……いける!」


「……わかった。イヴァン君を信じてる」


その言葉に応えるようにイヴァンは深く呼吸を整えた。

両足を踏みしめ、拳を握りしめて構える。


(詩織ちゃんを守る……そして、みんなを……絶対に助ける!)


「――正拳一閃突き!」


渾身の拳が真っ直ぐにドアへと叩き込まれた。


――バゴォォンッ!!


乾いた破裂音とともに木片が四散し、錠ごとドアは吹き飛ばされた。

南京錠は弾かれ、向こう側の壁にぶつかって落ちた。


室内に舞う木くずの中イヴァンは振り返った。


「詩織ちゃん、行こう。俺の後ろに!」


彼女は頷いた。

怯えを押し殺しながらもその瞳には信頼が宿っていた。


イヴァンは詩織ちゃんを守るように先へ立ち、廊下の先を見据えた。

まだ何が待ち受けているか分からない。

だがもう迷いはなかった。


天空――ルナちゃん――

待ってろよ。

必ず助け出す。

俺が、お前たちを――必ず。


◇ ◇ ◇


俺は息を吐くたびに自分の鼓動が荒く響いているのを感じていた。

喉の奥が焼けるほど乾いていた。

汗が額を伝って顎の先から滴り落ちる。


目の前には――俺。

そして、ルナ。

けれどどちらも本物じゃない。


「はぁ、はぁ……偽ヴァンのやつを一人で行かせて良かったのかよ?おかげでこっちも一気に楽になったぜ!」


息を荒げながら偽物の俺が笑う。


「ふっ……怪我してるやつなんてイヴァンだけで十分だ!そしててめぇも、俺たちで十分だ!」


その口ぶりも声もあまりに俺に似すぎていて、吐き気を通り越して恐怖に変わりそうだった。


「……偽ヴァンの名前をイヴァンって呼ぶなコノヤロー!」


俺の声が低くなる。

喉の奥に押し殺せない怒りが渦を巻いた。


「うるさい。お前も私たちの偽物なんだよ!」


ルナの声にしてはあまりに冷酷だった。

――いや、こいつもルナの皮を被った何かだ。


次の瞬間、偽物の俺が跳ねた。


「――ハリケーン スイング キック!」


体を捻り、風を巻き起こすような蹴りが俺の顔面目掛けて迫ってくる。


「怒りに任せて先制攻撃かよ……なら、お返しだ!」


俺は足元を滑らせながらカウンターに入る。


「ハリケーン スイング――クロスカウンター キック!」


偽物が放った俺の技。

それを俺が即興で改良して返してやった。

俺の脚が放物線を描き、鋭いうなりを上げて偽俺の顎を正確に捉えた。


バキンッ。


乾いた衝撃音とともに偽物の俺の首がのけぞり、体が仰向けに倒れこむ。


「ぐ、ぐわぁあ……っ」


その呻きは虚しく空間に散り、やがて完全に動きを失った。


「お前らの技は結局は真似事だ。見様見真似で威勢だけ張ってりゃ、そりゃ最初は効くかもしれない。けどな、そんな薄っぺらな動きで俺に勝てると思うなよ」


息を整えながら言い放つと、倒れた偽物の影からルナの姿をしたもうひとりがこちらへ向かってきた。


「死ね、偽物!――ランベリ フローガ!」


けれど――何も起こらなかった。


沈黙が続いた。


偽ルナの掌から炎が溢れ出るはずの空間にただ虚無が広がっていた。

一瞬の静寂。


「……お前ももう弾切れみたいだな」


俺は偽ルナを見下ろすように言った。


「……もうやめろ。逃がしてやるからイヴァンの居場所を教えろ。お前たちの正体が何だろうが、そんなもんはどうでもいい」


本気でそう思ってた。

敵だとか味方だとかもう関係なかった。

ただこれ以上関わってほしくなかった。

こいつらが姿を変えて大切な人のフリをする――それがもう耐えられなかった。


「この町にも戻ってくるな。どこかで静かに暮らせ。誰にも迷惑かけずにな」


静かに語ったつもりだった。

けれど俺の言葉を聞いた瞬間、あいつらの表情が凍りついた。


……いや、違う。

あの瞬間、奴らの何かが切り替わった。


空気が一変した。

さっきまで猿芝居のようだった動きが今ではどこか本物じみて見える。


「……お前、まだ分かってないみたいだな」


俺と同じ顔をした偽物が静かに立ち上がる。

だが目が違っていた。

狂気を孕んでいる。


「俺たちはな、もう精霊でも魔物でもねぇんだよ。ここで生きてここで喰らう。人間を殺し、骨を砕き、肉を貪る。……お前の慈悲なんて腹の足しにもならねぇんだよ」


口元が笑っていた。

なのにその笑みが一番、怖かった。


偽物のルナも今まで見せなかった表情で俺を睨んでいた。

右手にはどこかから持ってきたスパナ――その柄を骨が軋むほどの力で握りしめている。

きしんでいたのは金属だけじゃなかった。

強く握りすぎたせいで掌の皮が裂けて血がにじみ出していた。


「天空……絶対に殺す」


その声は静かだが狂気を孕んでいた。

呼吸は乱れていない。

ただ殺すことだけを目的とした目だった。


赤黒い血がスパナの柄を伝い、床へぽたりと落ちる。

石畳の上に落ちたその一滴はわずかに黒ずみながら広がっていった。


……話し合いも、共存も、すでに言葉の届く相手じゃない。


「……そうかよ。残念だ」


自分でも驚くほど冷めた声が喉から漏れた。

俺は救おうとする心を――もう、切り捨てた。


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