021最終章突入! モロバレしたゴールドフィンガー! 指先に弄られた汁まみれの窪みは力強く締まり金色の輝きがほとばしる!
021最終章突入! モロバレしたゴールドフィンガー! 指先に弄られた汁まみれの窪みは力強く締まり金色の輝きがほとばしる!
王様は全部分かっていた。
俺の穴掘りと黄金隠しの作業は一体なんだったのか。
一応、他の人達の詮索を躱す目くらましの意味はあるが、王様にはモロバレしてた。
「一応戦死した事にしておくから、君は逃げなさい。名前を変えて生き残りなさい」
優しい王様だった。
この世界は神の御子という、多分俺の様な転生者がおよそ500年に1度現れてモンスターを間引きするのだ。
多分管理神が設定ミスったんだと思う。
駆除が間に合わず、ジリジリとモンスターが増えていき、ある時手が付けられないほど爆発的に増える。
その周期に合わせて、神が御子を遣わしていたんだろう。
今は500年前より技術が上がっているから、時間を掛ければなんとか滅ぼし切れるみたいだが、今まではモンスターの大量発生があるともう完全に人間おしまいって感じだったらしい。
「我々も多少は強くなっておる。自分たちでなんとかしてみせよう」
と王様が力なく笑った。
多分、俺が最後の御子かもしれない。
地球の歴史だって、500年あれば火縄銃がロケット砲になってる。
風景から察するにもう中世に突入しているし、後は加速度的に文明が発達していくだろう。魔法もあるから予想より早いかも。
一番楽なのは、逃げる。
そして、本来の神の御子の到来を待つ。
しかしそれは希望的観測である。
もしかしたら枠があって、それが埋まったら次はもう無理なのかもしれないし。
……あの猫神様、こっちの世界の管理神とモメてたんだろうか。
嫌がらせで俺を送り込んだんじゃあるまいな。
□
「やれるだけ、やりますよ」
俺は震える声でなんとか応えた。
王様も、護衛の2人も、一瞬嬉しそうな顔をしたが、直ぐに顔を伏せる。
俺は一応神の御子。
その俺がやると言うんだから、やれると思っちゃったんだろう。
しかしすぐに俺の能力に思い至って無理だと感じている。
「いや、やりますって、本当に」
「だらしない女好きのダメ男だと思っていた事は謝罪する。しかし、それは無理だろう」
女騎士が何か凄い告白しやがった。
そら確かにそうだけども、ずっとそんな風に思っていたんだな。
「殲滅は無理かもしれないけど、打撃を与える事はできますよ。準備と助けが要りますが」
一応多少の自信はあるのだが、3人とも『いいんだ、もういいんだよ』という顔をしている。
あれ? なんだかイラっとする。
□
モンスターは最新の観測で2万5千。
内5千近くがゴブリンだと聞いて繁殖力に驚いた。
後はバラバラだ。
バラバラと空を飛んでいるワイバーンと、後方にはドラゴンもいる。
むしろ、ドラゴンに追い立てられてモンスターの群れがこっちに向かっているみたいだ。
時間の猶予はあと5日。
王都民は避難を開始している。
恐らくみんな逃げ切れるだろう。
モンスターの足止めの為にわざと王都内に家畜や食料を残してある。
避難民が十分に離れていれば、ちゃんと王都内に入ってくれるだろう。
王都の北で入れ替わり立ち替わり大量の兵士達が作業を続けた。
ワイバーンは既にチラホラと王都上空に侵入してきていて、対空砲火の餌食になっていた。
バリスタや魔法が飛んでいってワイバーンを仕留める様は壮観だが、落ちてくる死体を避けないといけないのは怖い。
下は作業中だし。
本当はワイバーンの死体をどけたいけど、そんな暇は無い。
また、王都を囲む城壁の周りにも作業をしている人達がいた。
こっちの作業は成果が出てもらっては困るのだが、念のためだ。
俺は北の作業でも城壁の作業でもなく、王宮で別の作業の指導をしていた。
某漫画のアレを作らせていた。
水魔法も火魔法もあるんだから、蒸気機関によるピッチングマシンは是非とも作るべきだ。
球なら大量に用意できるわけだし。
動力が魔法任せのため思いの外単純な構造で済んだ事と、仕事してる場合じゃ無い王都の職人さん達総出で作ってくれたので何台も用意できた。
バリスタの方が単純で作りやすいが、こっちの方が連射能力が高い。ベルト回しっぱなしだし。
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