表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Chopin 2012  作者: 中仙堂
PR
2/14

θ波の研究

フレデリック青年は大学の研究室に居た。


そこで音響に関連した或研究に没頭する事になった。


「フレデリック。何しているの。」


「何って、君には余り興味無いと思うけど。」


「まぁ、そう見限ったものでも無いかも知れなくてよ。」


「じゃ云おう。」


「何かしら、怖いな。」


「今、θ波の研究をして居るんだ。」


「それは知らなかったわ。」


「θ波を離れた位置から発射すると、かなり遠方に居ても、


音声情報を対象者の脳内に発生させる事が出来るのさ。」


「ねっ。それって何に役立つのかしら。」


「さあ。それは未だ判らない。」


その日フレデリックは研究室から帰ると、


アパート近くのレストランで遅い夕食をした。


レストランで食事をしながら、何と無くテレビを見て居た。


彼は思わず心臓が高鳴った。


全身鳥肌が立った。


「は…。ショパン、夜想曲。」



http://www.youtube.com/watch?v=r7BFh37zuk0



軽やかな演奏に彼も、少なからず、ジェラシーを覚えたのは確かだった。


「あ…。」


夜想曲を耳にしながら彼は何かを思い立ったようだ。


急いでレストランを出るとアバートの階段を駆け上がった。


「フレデリック。」


一階の大家が怒鳴った。


「ごめんなさい。」


部屋に入るとフレデリックは上着を放り投げパソコンに向かった。


「さあて。」


彼は一体、何を考えて居るのか。


わき目も振らずキーボードを叩き始めた。


夜は次第に更けて行った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ