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「「「我々もともに!!」」」


 そう言ってイセノ神に随行したのはもちろんだけど、彼女の仲間の神達だ。そこに一つの龍も加わる。きっとイセノ神と宇宙をともにしてた龍だろう。それは蝶のような羽をもつ龍だった。常に鱗粉を振りまいてるような……そんな龍だ。


 そしてそんな者たちを伴ってイセノ神は始祖の龍の前に立つ。向かってくる始祖の龍を正面から迎え撃つつもりだ。そして始祖の龍もそんなイセノ神の態度が気に食わないのか、まっすぐに向かっていく。


 今までは戦闘を楽しんでた始祖の龍。そこには実は絶対に自分に勝利がある……とわかってたんだろうね。でも今はそうじゃなくなってる。なにせ始祖の龍は現宇宙を作った本人。だからこそ、その自分が作ったはずの宇宙が自分の作った形ではなくなった……ときっとわかってる。

 奴は苛ついてるんだ。自分のものが自分の物ではなくなったから。そして今まさに、彼女たちは始祖の龍を倒そうとしてる。いや、もちろんこれまでもそうだったよ。こっちは本気だった。

 でも始祖の龍はそうじゃなかった。今までの戦いは始祖の龍にとってはずっとお遊び……だったんだ。だってそうだろう。それだけ違いがあった。ステージの違いだ。そもそもがこれまでは神や龍……古龍もふくめて、皆が始祖の龍との戦いのステージにさえ立ってなかったんだ。


 けどようやく……ようやく皆が同じ土俵、ステージにたった。だからこそ、始祖の龍は苛ついてるんだろうね。おこがましいとかおもってるかもしれない。でもせっかくなら、楽しめばいいのにね。

 だって戦闘狂なんだろう? ならばただのお遊びよりももっとヒリヒリとした戦闘こそを好みそうなものだけどね。でもそこはやっぱり野生の獣ってことなのかもしれない。

 野生なら確実に勝てる勝負をするのが定石じゃないか? だって一狩りが勝負なんだからさ。まあ始祖の龍の場合は自身で都合のいい狩場を用意してたわけだけど……その中で安定した狩りをするのが始祖の龍は好きなんだろう。

 だってそれならなんでも自分の思い通りだもんね。


 けど今やそうじゃない。


「全員、出し惜しみはなしですよ!!」


 そんなイセノ神の言葉についてきてた神も龍も答える。最初から全力全開!! イセノ神の振り上げてた力の本流に皆の力が加わって宇宙を照らす。そしてそれを、イセノ神は思いっきり振り下げた。

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