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&621

「復活した?」

「新たな生命?」

「宇宙そのものの転生?」

「今なら始祖の龍とやりあえる?」


 色々と皆さん疑問がつきないようである。まあ無理もない。ついさっき食われた人も、その前に食われた人も、本来ならもうとっくに始祖の龍の血肉となったはずだ。じゃあどうやって彼等は転生したのか? 本当にその神……その龍……本人なのか? 実際問題そこら辺はよくわかんない。


 でも宇宙を取り戻した時、そこにあった彼等はかけがえなのない宇宙の情報としてあって、必要不可欠だったからこそ、こうやって復活を果たした。それはもしかしたら食われた神たちとは違う存在かもしれない。


 だって食われた神達は結局のところ始祖の龍の影響を受けてたからね。でも今の彼等は全く違う概念とルールの宇宙で復活した神と龍達である。「同じ」とはいえない。

 でも同一の存在ではある。だって残ってたデータから復元したんだからね。そもそも神なんてエネルギー体だったわけで、自分をどこに定義してたとか、それぞれだったとおもう。

 それを考えると、今はもうたださ……こうやって復活した自分こそが「俺だ!」「私だ!」としてくれた方が楽だよね。深く考える必要なんてない。復活して、最後のチャンスが皆の手の内にあるってことを意識してくれたらいい。


 とてつもない咆哮と怒りが新たな宇宙に広がる。それを復活した神や龍達は感じ取っただろう。ざわざわとしてた空気が一瞬でしずまりかえる。皆が気づいた。ここに迫りくる絶対的な強者。始祖の龍の存在を。

 

 きっとトラウマとか受け付けられたやつとかいるんだろうね。なにせ圧倒的だったから。神となったのに、手も足も出ないでやつに食われた奴らはきっと多い。でも今はもう違う。けど……


(いきなり言われたことなんて信じられないよね)


 そういうことだ。しかも私はこの中にはいないし? ただ宇宙の外から私は声を届けただけ。そんなやつの言う事を今の神々に信じろってのは難しい。でもだからこそ……


「皆さん、今の私達なら始祖の龍を倒せます!!」


 そう大きな声でいうのはイセノ神。彼女は凛とした姿で更にその姿を輝かせてる。

 彼女の周囲には幾つもの羽衣があって、彼女をより大きく見せてる。その存在の強大さを神も龍も感じてるはず。

 なにせ私の力を授けてるからね。だってね、通じるって所を見せないといけない。そしてそれはより派手な方がいい。ならば、イセノ神の力だけでは弱いのだ。だから私の力も渡してる。

 これでわかるはずだ。今の自分たちなら、始祖の龍に通じるって。


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