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&613

「急いで、足りない時間は私が引っ張るから!」


 私はそういうってタイムリミットを引き延ばす。ふつうの存在なら、時間を引き延ばすなんてのは付け焼刃というか? 意味のないことでしかない。だって事実としてが時間をどうにか出来る訳がないからである。時間は進み続ける。それは誰もの共通認識。生命体にはどうやっても抗えないタイムリミットを刻む針……それが時間ではないだろうか? 

 けど神やら竜やら龍、さらにいうと始祖ともなった私には『時間』という縛りは実質無いといっていい。だって寿命がないからね。永遠を生きれるのなら、時間なんて意識なんてしなくていいのだ。それでも時間としては宇宙全体で流れてるものだ。止まる……ということはない。まあ時間が進まない宇宙とかもあったとは思うけどね。

 時間という概念が何なのか? それはスピードとかじゃない。時速とか音速とか光速とかさ……そんな小難しいことではないよ。それは生命体が時間を認知するために始まりをあらかじめ作ったものにすぎない。

 共通の認識、それが必要だったからだ。悪いことじゃない。とんでもない発明ではあっただろう。でもそれである意味、時間という共通認識? ができたことが生命体が時間を本質的にとらえることができなくなった原因ではないだろうか? 


 じゃあ時間とは本質的になにか? 始祖の私から言わせると動きが時間になるだけで、時間というそのものはない。そしてその速さはその存在、法則、転換、とかによって変わる。神の時、自身の宇宙の時間。星の時間、それらを神として制御することができた。

 でもそれは自分の宇宙だけの限定的な機能だ。神であっても、ほかの神の時間や、ましてや他の宇宙の時間をどうにかすることはできなかった。

 でも今のこれは、全てに影響を与えないといけない。それは以前の私なら無理だって根を上げていただろう。だってすべての神や龍やら竜の時間もいじらないといけないじゃん。それに一番無理だと思えるのは始祖の龍だ。

 始祖の龍の時間までも付け足さないといけない。明確に私よりも強い始祖である始祖の龍。けど、深く、そして難しく考えるからいけないのだ。時間をもっと単純なものととらえてしまえばいい。急いでいるとき、遅くなるのは怖い。

 でもそれが全部に適用されるのなら、私が遅いわけじゃない。あえてゆっくりと思考してあえてこの宇宙……すべてに「ゆっくりと!」と私は命令したのだ。この場所でなら、それできっと時間という無い理を無理矢理引き延ばせる。

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