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神の魂を幾つか使って強制的にメイクを施してるカサノヴァ。更に神というしぶとい魂を使ってるからなのか、そのメイクは最初にやったのよりもかなりしつこいというか? しっかりと始祖の龍へと乗ってるようだ。爪から腕にいって、胴体の下半分くらいをできてた。
うん……下半分がまるで全然違う生き物何じゃない? って感じになってるんだけど……一応上の方も最初に施したメイクの名残があるけど……下半分はもうめっちゃひど……ではなく個性的な感じになってる。
まずはその大きな身体が虹色に光ってるでしょ? 螺旋を描く3つ一組のまとまりの線が、下半分の始祖の龍の体の胴体に螺旋がはいってる。それはレインボーの光の流れをはなってる。鱗は蛍光色というか? 派手な赤とピンクとあとは差し色なのか銀色が混ざってて、レインボーの光に当てられてとてもうざったい。それに更にいうと、鱗には落書き……いやきっとそれはカサノヴァからしたらアートなんだろう、文字とかがかかれてる。
それこそ路上の壁とか、繁華街のシャッターのような、スプレーで書き殴ったようなあれである。更には下半身に行くほどになんか花が生えてて、後ろの足回りにでもなると、その赤黒いというか? 紫した花でまるでモコモコのパンツを履いてるかのようになってる。そしてその花は定期的に伸縮を繰り返して、プシュー! ときれいな粉? みたいなを噴出してるのだ。それがキラキラとなってるから、きっとカサノヴァはそれがきにいってるんだろうって思う。
そして尻尾だ。尻尾はもう……ね。尻尾はなんか回ってる。扇風機みたいにくるくる回って、更にはなんかのリズム? が大音響で放たれてるのだ。そして当然、その音に合わせて派手に光ってる。
私はカサノヴァが始祖の龍をどういう風にしたいのかわかんないよ。かなり派手にデコってる。でも幸い? なのか下半身だから気づいてないのか? 始祖の龍は本格的にそのメイクをどうにかしようとは思ってない。
それは始祖の龍の油断というか? 傲慢な奢りがでてるんだろう。だって奴は自分を最強の存在だと間違いなく思ってるだろうしね。そしてそれは間違いじゃない。だから始祖の龍は基本遊んでる。
だってやつが本気も本気になったらこの宇宙を一瞬で食い尽くすくらいはできるからね。でも始祖の龍は暴れるのか好きみたいだからね。それなのにただの食事として、終わらせるのはあいつの性格的に嫌なのは明白。
だからこそ、こうやって相手をしてる。次に何をしてくれるのか? って奴を期待してる。だからメイクも案外楽しんでやられてる節はある。
チャンスがあるとすれはそこだろう。このまま完成させてくれるのか? でも完成したとしても、始祖の龍だからね。そのうえでカサノヴァの狙いを踏み潰せる可能性は大いにある。
(てかそもそも、カサノヴァは始祖の龍を倒そうとはしてないからね)
カサノヴァのメイクがとても効果的だったのなら、その時は……




