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&539

 カサノヴァの力とか、その能力? は私は認めてる。まああの美だけは認めてないけどね。けど否定はしないよ。私とは考え方が違うだけだ。でもあいつは実際有能なんだろう。人を使うのがうまいし、そしてあこがれるだけの力は確かにある。

 ただ他者にいいように取り入って、取り込んで、そしてその力だけで成り上がってきた……とかじゃない。さすがにそんなに『上位の神』――というのは安くない。カサノヴァはどうやらちゃんと、とんでもない力ってやつを持ってたみたいだ。


「始祖の龍……あんたはやりすぎたのよ! 私がその姿をかわいくしてあげるわ!」


 そんなことをいって向かっていった。その手に武器はない。たくさんの神や竜がその体を引き裂いたり、殴ったり、噛みついたりして、引き裂こうとしてる中、近づいたカサノヴァはこういった。


「メイクアップ!!」


 その瞬間、どこからともなく現れた水? が始祖の龍に襲い掛かる。大量の水ではあったが、けど脅威ではないと判断したのか、始祖の龍は別にそれをかわすようなことはなかった。もしかしてその水に合わせて電気的な攻撃をしてくるのか? とか私も考えた。

 きっと始祖の龍だって何かが別に来る……とか思ってたと思う。でもそんなことはなかった。いや攻撃は来てたけど、二つが相乗効果によって強くなるってことはなかったんだ。寧ろ……


「じゃまするんじゃねえ!!」


 ――そんな大気……はないね。宇宙だからね。でもその場の皆を押しとどめるような、そんな女性とは思えないような低音で迫力ある声をカサノヴァは出した。やっぱりあいつおね……いや、そもそも神に性別なんてのはないに等しいというか? 魂がどっちか? ってだけだよね。見た目なんていつだっていじれるんだから。


 そこら辺の疑惑はともかく。自身の仲間たちを止めたカサノヴァは次の段階べ移る。でももちろんだけど、それに始祖の龍が従う理由はないわけで……大きく口を開いた始祖の龍がその口にエネルギーを集めていく。一つの宇宙を塵に出来そうなほどのエネルギーが集まってるが……


「メイク中は暴れるのは禁止……ね」


 パチンと指を鳴らすカサノヴァ。するとどうだろう? 始祖の龍が集めてたエネルギーが一気に霧散してなくなったじゃないか。これには私もびっくりだ。なにをした? てか何ができた? 始祖の龍の行動をなかったことにした? そんなことありえる? だって始祖の龍はこの宇宙では絶対的なトップだ。始祖の龍の行動はすべて最優先事項なはずだ。

 すべてにおいて始祖の龍が優先される。それがこの現宇宙のはず。理不尽? でもそれが製作者の特権なのだ。でも今、カサノヴァは始祖の龍よりも上位の命令を出した? そうなる……よね? そんなことがあるの?


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