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 素早く、だけど雄大に泳ぐように宇宙を跋扈してる始祖の龍。そんな始祖の龍を追うように迫る青い炎。けど直線的なそれにあたることはない。ない……と思ってたら、空間を超えてそれが四方八方から襲い掛かり始祖の龍を包み込んだ。青い炎は始祖の龍にあたったときにさらに燃え上がり、それは黄金色の炎へと変わって宇宙を染め上げる。

 でもそれでも怒涛の攻撃が終わることはない。燃え上がる始祖の龍に向かっていく何か。いや、それは星よりも大きなデブリ。それが三方から向かってた。そして勢いを増して大質量のそれが挟み込むようにして始祖の龍を押しつぶす。本当ならその衝撃にぶつかった後は跳ね返ったりするだろうけど……そこは人為的な攻撃なわけだから、その反発を押さえつけて、すりつぶすようにメキョメキョいってる。


 そして同時に炎の勢いもまして、ぶつかったデブリの亀裂の隙間から炎が溢れてる。なんの容赦もない攻撃。まさに絶対的な死を与えようとする攻撃だ。これに耐えられる存在がどれだけいるのか……きっとそんなにはいない。でも……こいつ、この始祖の龍はその耐えられる一部の存在だった。


 追い隕石をしていってたけど、ある程度は始祖の龍はおとなしかった。でもどうやらこれ以上はないと思ったのかもしれない。あるとき、炎と隕石の挟み撃ちの中から、一筋の光が走ったとおもったらなんのこともなかったかのように、始祖の龍が回転しながらでてきた。そして、ある程度飛んだら残ってた炎を体から散らすように大きく羽を広げる。

 そのプレッシャーにヴァラヴァレレイドとウサギっこは冷や汗を垂らす。ほかにも龍がいくつかいる。真龍改なんとかやらのヴァラヴァレレイドの力とカリスマについてきた奴らだ。自身の宇宙を……よりべを失った龍達。けどヴァラヴァレレイドについてきたら、きっと一矢報いることができだろうって……まあそれも厳しそうだとそろそろ気づきそうではある。

 さすがに一回は戦おうと決意した龍達である。ゼーファスの宇宙に避難して何もしない神たちとは気概ってやつが違う。だからもう逃げ出そうとはしてない。犠牲になった龍は多いけど、それも糧にして、むしろ踏み台にしてまだ戦いを続けてる。

 でもじり貧ではありるのは確か。


「あれでも……」


 そんな風にウサギっ子がつぶやく。でも後ろ向きな考えを振り払うように頭をふるう。その時だ。目の前にいつの間にか始祖の龍がいる。なぜに? いや、ウサギっこが厄介だと始祖の龍は思ったんだろう。だからすべての宇宙的な法則を無視して彼女の死を確定させた。

 でもその時だ。数百、数千の神による攻撃によってその死が回避される。

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