どうしてこうなった?
一部修正しました!
ーーー「私と結婚していただけないだろうか?」
ハッ!と、目が覚めると目の前には見慣れた天井。
…………またもや私は、自分のベッドの上にいるようだ。
「さ、さっきのは…?どこからどこまでが夢……??」
今の状況が上手く飲み込めずに頭を抱えていると、
「お嬢様!目が覚めたのですね!」
と、私が目覚めたのに気付いたアンが、どうぞ、と水の入ったグラスを手渡してくれた。
コクリ、と一口飲むと、冷たい感触が喉を通って体にしみていく感覚が気持ち良い。
ふう…、とグラスをアンに渡すと、さっきよりはいくらか気持ちが落ち着いたような気がした。
「アン、私、どうしてここに……?観劇は……」
「その…観劇場で殿下とお話しされた後、お嬢様は倒れてしまわれたようで…。」
アンが言うには、話している途中で気を失った私を、殿下はお姫様抱っこでお父様達のところまで連れて行き、私達は観劇を見ず、そのまま屋敷へ帰宅したらしい…。
(お、お、お姫様抱っこ…!!!???
しかも待って、倒れる前に殿下…何て言ってた…!?
と言うか、あれは本当に殿下?前の殿下はあんな性格じゃなかったはずよ…!?)
あまりの情報量の多さに、顔色を赤くさせたり青くさせたり、大忙しだ。
一通り慌てた後、とりあえずお父様達のところに行かなくては、と、私は気を取り直して、お父様達が今屋敷のどこにいるのか尋ねる。
「あ…。その…。旦那様達は今、王城に行かれています…。」
「…………王城…………?」
「はい、エドワード殿下からお声がかかったとのことで……。」
アンの返事を聞いた私は気が遠くなり、パタリ、と再び夢の中に旅立ったのだったーーー。




