授業
学園から支給された物の一つのリングの使い方に説明が追加された。
初めは、校内で必要なマップや授業に関しての連絡事項のみであった。
だが、授業が進むに連れて追加された機能がある
・自分が使える魔法の属性とランク
・魔力の残量と最大量
・使役している使い魔の属性と名前
・その他、スキルの確認
「これ、便利だよなー」
ウィンドウを表示させた煌牙が自分の項目を目で追いながら見る
「便利だけど、ちょっと困る項目が…
魔力量は抑えてるから問題ないと思うけど、使い魔だよ……」
同じ様に自分の項目をみる翔歌は使い魔の項目に困った
「使役って部分にしっかり、名前あるもんな…四大精霊の」
「隠すとかできないよな?」
「んー…、細工すればできなくはないだろうが…。」
「僕、やろうか?
サラマンダー達のとこ隠すだけなら何とかなるかも」
「どうやって?」
「僕の能力、忘れた?」
ニヤリと笑みを見せる亜希羅に朔夜は察しがつく
「あぁ、《錬金》か
でも、それでどうやって隠蔽するんだ?」
「サラマンダー達の魔力をちょーっと借りて、隠すための魔法具を作るんだよ?
で、それはわかりにくいようにピアスとかにする!」
「…なるほどな。じゃあ、頼めるか?」
「OKー。3日くらいもらってもいい?」
「うん、亜希羅ちゃん、お願い」
「3日くらいなら、他人に見せなきゃいいしな」
他人に自分の画面を見せるには、“開示”と唱える。
見せる範囲を制限したければ、人数を付け加えればいいらしい
3日間、誰にも開示させなければいい。
そして、3日後ーーーーー
自宅にて
「できたよーっ!」
「待ってました!」
3人が亜希羅の所に集まり、手のひらを見ると4色のピアスが乗っていた。
「綺麗だね」
「頑張ったよー。
あの子達にも感謝!」
「お疲れ、亜希羅」
4人がそれぞれ耳につけてから自分達のステータスを確認する。
「お。隠れてるな
でも、なんだ?この印…」
「印って、コレか?水色の…」
「俺は茶色?」
「私は緑かな」
「あぁ、それね
ピアスと同じ色だよ。わかりにくい様にしてあるから気づかれないはずだよ
因みに、僕のは赤ね」
「これで開示要求があっても大丈夫、だな。…大丈夫だよな?」
「ただねー、鑑定が得意な人には見破られるかなー
陣とか、秋兄あたりには特に」
「一応、“さん”付けろよ」
「前からこれだもーん
鈴ちゃんもは年上なのに呼び捨てだよ?」
「…わかった。もういい
とゆうか、陣さんには言わないと怒られないか?あの後結局報告できてないし」
「なら、さくっと報告しよう!」
「んな簡単に済まそうとするな!」
飛び出していきそうな亜希羅の頭部に朔夜が拳を落とした
「陣さんには、後で報告の場を設けるとして、隠すのが面倒なら授業で召喚系の魔法を扱う時に出てきてもらって契約する振りをするとかどうだ?」
「いや、無理だ。四大精霊との契約は祠でってのが決まりだ」
「なら、授業が始まる前の準備期間の時に依頼を受けてる途中で妖精の輪踏み抜いて祠へ飛ばされて契約ができちゃったとか?」
「どうなんだ?それ
まぁ、でも、それが1番無難なのか…」




