表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四精の魔法使い《カルテット》  作者: 天城 澪
四大精霊と祠
PR
47/50

再び洞窟へ




強い光が収まり4人が目を開けた

そこは、暗い洞窟の中だった


「「「「もどった??」」」」

暗いと不便だと亜希羅が再び魔法で洞窟内を照らした


「どうやって戻るかわかんなかったからよかったー」


「で、2人はなんかあった?

浮かない顔してるけど」


「「ちょっと…」」

煌牙から起きた事を話すと、亜希羅と朔夜はお腹を抱えて笑い出した

翔歌の方の話も同様の反応だった


「「くっ、あはははは! 」」


「な、なんだよ、ソレ

適当すぎるだろ」


「面白い精霊もいるんだねー」


「あれを面白いですませていいのか?」


「うーん、それを言われると…

でも、経緯はともかく、契約はしてくれたから……」


「いいって事にしといたらどうだ?」


「まぁ、サラマンダーやウンディーネは好戦的みたいな事、アルって精霊が言ってたからな…」


「ねぇ、ねぇ、試しに召喚してみない?」

亜希羅が楽しそうに提案してきた


「おっ、それいいな。

その気まぐれな精霊も気になるしな」


朔夜は賛同するが翔歌と煌牙は乗り気ではないようだ


「ほら!一斉にいくよ!」


「「えぇ…」」

亜希羅に強制的に促され四人一斉に詠唱を行なった


「サラマンダー!」

「ウンディーネ」

「シルフィード」

「ノーム」


4人の目の前に四大精霊が召喚された


『なんだ?』


『特に何もないようだけれど?』


『主様、どうされました?』


『なに…?まだ眠いんだけど…』


サラマンダーとウンディーネはつまらなそうに二人の前に。

シルフィードは、嬉しいのか翔歌の周りをふわふわと飛んでいる

ノームは煌牙の頭の上に座り、今にも寝そうだ


「顔合わせでもしようかな、と」


『…まぁ、私たちも顔を合わせるのは久々ね。契約する人達が貴方達のように4人揃って…しかも仲間という事は今までになかったもの』


朔夜の答えにウンディーネがこたえた


『んなめんどくせぇ事で呼び出すなよなぁ』

サラマンダーは、まだつまらないという顔をしている


『あ。わぁー!ウンディーネもサラマンダーも久々ですー!』

シルフィードが2体に気付き近づいていった



『何年振りでしょう?』


ニコニコと笑顔で詰め寄って行くシルフィードと正反対の表情をするウンディーネとサラマンダー


『…覚えてねぇよ』


『まぁ、少なからずシルフとは数百年くらいね』


『なら、サラマンダーとはそれ以上ですね!』


『そう、だな…』


シルフィードの雰囲気や会話に圧倒されているのか後ずさりをしていくサラマンダーとウンディーネ

そして、小声でこう呟いた

『やっぱり、あの子は苦手だわ』

『やっぱり、あいつは苦手だ』


その呟きを聞いた朔夜と亜希羅は苦笑いをしている

シルフィードは次にノームの姿をみつけそちらへ飛んで行った




『ノーム!』


『やぁ、シルフィード久しぶりだね』


『うん』


笑顔で会話をするシルフィードとノームにサラマンダーとウンディーネはため息をついた


『…シルフとノームといるとなんとなく疲れるのよね』

『調子狂うんだよな…』


「うん、なんとなくわかった

翔歌と煌牙の浮かない顔の理由が」


「僕も、わかった。

あれは、疲れるかも」



「分かってくれたようで何よりだ」


少しの間、精霊達の様子を見守ったあと、会話に満足したのか彼らは姿を消した

主にシルフィードが全員に話しかけていた状況ではあったが


「…契約したはいいが、人前であんまりつかえねーよな」


「あー、そうだね」


「亜希羅ちゃん、学校で勝手に召喚しちゃダメだからね?」

翔歌が笑顔で亜希羅を見ると目をそらしながら小さく返事をした


「…はい」


その後、また細い道を通り洞窟からでてひらけた場所まで来ると陽が傾いていた


       【一人称】   【呼び方】

シルフィード  私       主様

ノーム     僕       主

サラマンダー  俺       マスター

ウンディーネ  わたくし      ご主人様

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ