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四精の魔法使い《カルテット》  作者: 天城 澪
新たな出逢いと生活
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36/50

リーダーは誰に?


「ノアくんはどうですか?いまもまとめてくれましたし…」


リシュが発言するとノアは考える素振りを見せてから答える


「やっても構わないが、この人数をまとめて指示を出すなんて簡単には出来ないからな…。ただのまとめ役なら引き受けるが、戦闘時の指示役も含まれてるなら無理だ」


「…だよな。

正直、俺も、あんまり得意じゃないんだよな…

年長者って事でチームのは引き受けたが」


「私もウィルくんと同じです…」


全員がどうするかと悩む中、1人声を出す


「あ、あの…

私で良ければやろうか?」


おずおずと手をあげる翔歌にノアが声をかける


「…いいのか?

集団に慣れてねぇと大変だぞ?」


「それなら、大丈夫だと思う。

ギルド登録は終わってるし、少しは経験あるから」


少し所ではなく、30人以上の小隊〜中隊の指示経験もある事と状況把握が早いため、Sクラスだけなら余裕がある翔歌だ。


「……やりたがる奴はいねぇみたいだからな…頼めるか?」


「うん、頑張るね」


「副リーダーはどうする?」


「あー、それなら、俺がやるよ

手助けぐらいならできる」


翔歌がリーダー、ノアが副リーダーに決まり、進藤に報告した。

この日はこれで終了だったので皆、帰路についた

最後に授業開始日と大まかな授業内容を教えられた

授業内容としては、チームの連携や校外学習、使い魔との契約試験などを最初にやる事を伝えられた。


ひと月後までに彼らがやることは2つ。

・冒険者ギルドに登録する事。

・簡単な依頼を最低3つこなす事。(討伐と採取は必ず受注する)


「翔ちゃんよかったの?

リーダー引き受けて」


「うん、大丈夫だと思う

指揮に関しては慣れてるから、あとは周りに合わせるようにするだけだし、それを学ぶためだから丁度いいかなって」


「無理しないようにしろよ?」


「うん」


帰宅後、朔夜が部屋にあった資料を3人の前に広げた


「なに、これ」


「先生の話で契約ってのあっただろ?

それで思い出したんだよ、四大精霊のこと

遺跡の場所は前に調べたんだが…

行ってみないか?」


「そこで契約できんの?」


「多分な

ただ、詳しいことがなんもわかんねぇから危険があるかもしれないけどな」


「行く!」


即答する亜希羅の横で翔歌と煌牙は不安そうな表情のまま朔夜が広げた資料に目を通す。

朔夜も行く以外の選択はないようで亜希羅に賛同している

「俺たちの魔法に関して言うなら、契約できれば力になるし、挑戦してみてもいいとは思う。

契約できるかは“運”だしな」


できなくても問題はない。と朔夜は続ける。


「うーん、気になるけど…。不安もあるかな…。でも、試してみたい気持ちのが大きいかも?」


「みんなが行くなら、俺も、行く」


「じゃ、決定な

今日はもう暗くなるし明日にしようぜ?登校、一月後だしな」


「そーだね

じゃ、いろいろ準備していこうか

なにがあってもいいように」


「…なにかあっても困るけどなー」


翔歌は、念のためと自身の端末に重要事項のみ書き込んでいた


「とりあえず、こんなもんかな…

何時に出る?」


「そうだな…、遠出になるし日の出ぐらいがいいな」


「わかった

じゃあ、夕飯早めにしようか」


今日の当番は私、と翔歌が夕飯の準備をしている間に残りの3人は探索の準備を始めた


次回から新章。

更新に数日かかります。

(2026.5.20)

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