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四精の魔法使い《カルテット》  作者: 天城 澪
新たな出逢いと生活
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31/50

新生活3




その後、翔歌へ入学式の参加の連絡が届いた。

1週間後に学園へ来る事と教室内で待機せよとの簡潔な内容であった。


学校の敷地に足を踏み入れると満開の桜が風になびき花びらが舞っていた

人で溢れている場所にはホログラムで文字が映し出されていた。

4人はそれを見るため人混みの中に入ると表示されている文を読む


「えーっと、クラス配置だね。

私達は決まってるから……」


「移動するか?」


「うん」


「地図ないと迷うな、コレは…」


校舎がいくつかに分かれていて中も複雑な構造になっている為、慣れるまでは時間がかかると朔夜は思う


「…しばらくはコレが必要だね」


そう言いながら翔歌は手のひらに小さなホログラム映像を出すと教室までの道案内を選択する


「何ソレ」


「みんなにも支給されてるよ?」


「えー、僕知らない」


「……えっと」


「亜希羅、左手」


「左?」


「広げて“オープン”」


「オープン!」

朔夜が言ったように左手を広げるとホログラムが浮かび上がる

それを見て亜希羅は驚きの声をあげる


「おー。」


「中指にはめてる魔法具、ソレ、学園内で使うやつなんだと

授業で必要なマップやメッセージとか構内の案内が可能って説明書あったが……、見てねぇな?その様子じゃ」


「えへ」


「………これからはちゃんとみろよ?

煌牙もな」


「お、おう」


亜希羅と同じように、「おぉ!」っと声をあげる煌牙に朔夜は呆れた表情を見せる



「翔歌」


「なに?」


「お前だろ、準備したの

どうせ、寝ぼけてる二人の前に必要なもの用意したんだろ?」


「あはは…」


朝、慌ただしくしてるなとは思ったんだと呆れる朔夜に翔歌は苦笑いをしてから小さく謝った。


「自分でやらせろよ、次からは。

…とりあえず、行くぞ

殆どが移動したみたいだからな」


朔夜が後ろを振り向くと先ほどまで人で溢れていた校舎前が半分ほどの人数になっていた


「そうだね。行こう、教室」


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