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清冷の守り譜2



煌牙が飛ばした伝令によって藍色部隊の2人が訪れた


「未来視、だったな。

風使い内容を教えてくれ」


「はい」


「煌牙じゃないの?」


「俺の説明じゃわかんないんだって」


「なんで?」


「断片すぎてわからないって言われたよ?」


「あぁーー…」


何でだろう?と続ける煌牙に亜希羅は納得したように頷いた


「えっと、詳しいことはわからないんですが、多分、水か風の力に長けた人。

あと、陰陽術が使える人が相手方にいるかもです。

私の風でも何もわからないくらい、強い結界が張れるくらいの人」



「…四大元素使いに加えて陰陽術か……。

たしか、東の小さな島に陰陽術が栄えていた国があったな

調査に行ってみるか」


「でも、先輩、彼処は外部からの侵入者は受け付けないって聞きますよ?

いくらギルドやクランからの派遣とはいえ招き入れてくれるとは思いません」


「説得するしかないだろうな

行くとしても最小限だ。俺たち(藍色部隊)だけで行く」


「戦闘になったら不利ですよ!?」


「…なら、この2人を連れて行く」


そう言って指差すのは翔歌と煌牙

翔歌は、やっぱりと苦笑いをしているが煌牙は何で?と首を傾げる

人選に入らなかった亜希羅は不満そうに頬を膨らます


「子どもが一緒なら、油断が生まれる。

もし、戦闘になってもこの2人なら安心だ」




「……炎使いはまだ許可がないから連れ出すのは無理ですけど、大地使いはコントロールに不安があると聞きますが…?」


「…」

「…」

沈黙が2人の間に流れ、それをじっと見つめ答えを待つ翔歌


「明朝に出発する。準備しておけ」


「ちょ、先輩!?」

少し考えたようだが自分の中で何かを解決させたのか、一言だけ言い残して去っていった。その後を状況整理が追いつかない後輩が追いかけた



「…じゃあ、準備、しようか?」


「何持っていくの?」


「ローブと回復薬、あとは…非常食かな」


「回復薬って?」


「青い瓶だよ。

魔力が少なくなった時に必要になるんだ。黄色は、体力回復。…緑の瓶も回復薬だけど、今回は私がいるからいらないかなぁ

緑はね、傷を癒す薬だから」


「へぇ」


「…ねぇ、僕、本当にお留守番??」


亜希羅は不満な表情のまま翔歌に聞く


「上の人から“良い”って言われないとだから…

それに、相手が“水”だと亜希羅ちゃんの“火”は不利かな」


「じゃあ、2人は??」


「私は、情報収集のため、かな

煌牙くんは…。んー、何でかな?」


首を傾げる翔歌に煌牙も分からないと首を振る

遠征に興味があるのか亜希羅は翔歌に質問を続ける


「行くの、島って言ってた?」


「うん。島って言ってたね」


「何処にあるの?」


「東の方にある海だよ」


「海なら船?それとも泳ぐ?」


「流石に泳ぐのは無理かな…

潮の流れ?ってゆうので、グルグル回ってる、えーっと渦潮?があると船じゃ難しい時期があるって前に聞いたから、空からかな??」


「僕も、外、行きたいなぁ…」


「…良いって言われるまで我慢だねぇ」


そこでもう一度、亜希羅はむぅっと頬を膨らます


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