閑話【天界での話 1】:管理者「女神フィクシリア」
個人的にはこの閑話結構好きなんで是非読んでみてください
(休止中の事とかはEp.44の前書きに書いてるので投稿されるまでお待ちください)
フィクシリア「よしよし、この世界にも地球人が増えてきたね
現地人だけじゃ全然技術が進歩しないから地球人を大量に送ってみてるけど、そろそろ文明進んでるかな?」
...
フィクシリア「まだあんまり進んでないっぽいかな?
まぁまだそんなに送ってないし、時間も経ってないからしょうがないか
これからもどんどん人送って最強の惑星作るぞ~」
女神フィクシリアは浮かれていた。
自分だけの世界を得てからというもの、その世界を気に入り今では毎日のようにその世界を観察している
ここ数百年。女神パワーでそれなりには文明レベルも進んだが、やっぱり天界から遠隔で操作するのには限度があった。そのため、地球から無理やりに人を送り込んで文明レベルの底上げを狙っていた。
ただ、フィクシリアは知らなかった。その送り込んだ多くが魔物となっていることを。
その魔物達が自分を恨んでいることを。
フィクシリア「うん。飽きた」
フィクシリアは子供だった。
新しいおもちゃを手に入れて喜び、毎日のように遊んだが飽きてしまった
とはいえ、管理をしないわけにはいかない。自分で生み出した世界なのだ。
いくら飽きたからといって捨てることはできないはずだ。
普通、飽きてしまったのであれば何か別の工夫をして飽きないようにしたり、
管理するモチベを維持するための何かをするものだが──
フィクシリア「うーん。じゃあ、ここをこうして、この辺に...
できた!惑星7個追加!!」
フィクシリアは愚かだった。
一つですら管理できなかったというのに、惑星を7個増やし、合計8個にしてしまった。
問題が1つならば8つにしてしまえばいいのだ。
意味がわからないと思うが、その感性は正しい
そうして、そんなことをすれば当然──
フィクシリア「あれからずいぶん時間経ったなぁ
人を送るだけ送って、地上がどうなってるかとかまったく知らないんだけど
大きな問題が発生してるとかはなさそうだけど」
一切管理をしなくなった
フィクシリアは怠けていた。
惑星を8つにはしてみたものの、増やしただけで特になにかをすることもなく、今の今まで放置していたのである。というか、最初の惑星ですら追加で被害者を増やしているだけでほとんど管理していないような状態である。
そしてフィクシリアは気づいていない──...なにかに気づいたようだ
フィクシリア「なんか魔王できてる!?」
フィクシリアは考えた。
魔王。その名の通り魔物どもの王であり最強の存在。
地球では魔王は主に何かよからぬことを企んでいるもので...
フィクシリアもそのように思ったのか、
フィクシリア「魔王しばくべし!魔王の力でこっちに干渉されたらまずい!
もっと強い人を送って魔王を倒してもらわないと!!」
...
「あの、やっぱり──」
フィクシリア「それじゃ、いってらっしゃい!あなたが魔王討伐できることを祈っています!」
「いや、ちょっとまっ...」
フィクシリアは知らない。
今送り込んだ者が後に魔王と共に天界へ乗り込んでくることを。
魔王だけでなく、多くの転生者と天界へ乗り込んでくることを───
異世界創生物語~主人公転生までのお話です。
フィクシリア目線でめちゃくちゃ要約するとこんな感じになります
語り手に関しては特に誰でもないです。




