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幕間①
消えぬ傷跡を抱え行く者に、最大限の敬意を。
消え去る流れに逆らう者に、最大限の賛辞を。
どれほどの時間そうしていたでしょう。
幾千、幾億の月日が流れる中で、どれだけの後悔をこの目にしてきたことか。
数え切れぬ程の死をこの目にしてきた。
特に『神に魅入られた者達の魂』は、見るに堪えぬ絶望の色に染まっている。
神の子である人間が、絶望の淵に沈みゆくのを見つめつづけるのは、耐え難き苦痛であった。
歴史は循環の中に、同じ結末を辿り続ける。
私は、役目を終えた魂を、そっと流れの始まりに戻してあげるだけ。
その魂が、また絶望に染まると知りながら。
次回投稿 3/29 19時〜(予約済)
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