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-黒真珠の少女- 第4話 雨宿りの夜

空は、朝からどんよりと低かった。


木々の梢から滴る雫が、旧街道の苔むした石畳を濡らしている。

ゲヌアを離れてから、まともな道はほとんどなく、ヴェネスへ向かう道中に、

長く足を止める余裕はなかった。


クルルはユリアを背に乗せて進んでいた。

石の継ぎ目に根が食い込んだ段差を器用に避け、ぬかるみでは歩幅を狭める。

誰に教えられたわけでもなく、背中に乗るユリアの体が揺れすぎないよう

気遣うその足運びは、すでに立派な同行者のものだった。


「クルルの方が、僕よりよほど護衛らしいですね」

ルシアンが横に並びながらこぼすと、クルルが「くるる」と短く喉を鳴らす。

「今、鼻で笑った?」

そのやり取りに、背の上のユリアが小さく吹き出した。

昨日ようやく戻った笑顔が、今日も続いている。

それだけで、ルシアンは少し肩の力が抜ける気がした。



そうして、少しずつ、旅の形ができていった。


朝はクルルの食べられそうな草を探し、昼は街道を避けて歩き、

夜は火を囲んで雨風をしのぐ。

マティウスが道を選び、ルシアンが周囲を警戒し、

ユリアはクルルの背で黒真珠を抱えている。


危うい逃避行に変わりはない。

それでもユリアは、いつのまにか、ルシアンの軽口に小さく笑うようになっていた。


先頭を歩くマティウスは、地図も持たずに分岐を選び、

文字の擦れ去った古い道標の前でも足を止めない。

旅慣れているというより、かつてこの道を歩いたことがあるかのような

迷いのなさだった。



やがて、旧街道の朽ちた柱に一枚の紙が貼り付けられているのが見えた。

マティウスが足を止め、ルシアンもその横へ並ぶ。

雨に打たれて端が波打っていたが、帝国の封蝋と生々しいインクの跡は

はっきりと読み取れた。


『黒真珠を所持する少女を発見次第、保護せよ。対象への危害を禁ずる。黒衣の男は危険人物。逃亡剣闘士が同行している可能性あり』


「また『傷つけるな』ですか」

文字を追ったルシアンは、訝しげに呟いた。

「不満か?」

マティウスが流し見る。

「不満というより……獲物を追い詰める布告にしては、妙に丁寧だなと思って」

「丁寧に檻へ入れるやつもいるさ」

「……それは、まあ」

「お前なら嫌というほど分かるだろう」

マティウスは再び歩き出した。

「首輪にどれだけ綺麗な装飾や名前をつけようと、首輪は首輪だ」


ルシアンは言い返せなかった。

間違ってはいない。

その言葉の棘が、己の肌に刻まれた記憶とぴたりと重なる。

だからこそ、素直に頷く気にはなれなかった。

ユリアは黙ったまま、布包みを胸に強く抱きしめていた。


午後を回ると、細かい霧雨が本降りへと変わった。

葉を叩く雨音が視界の輪郭をぼやけさせ、土の道はみるみるうちに

重い泥濘へと姿を変えていく。


足元を気にするクルルが、ぬかるみの端を選んで進むものの、

重い泥が脚に絡みついて歩みは目に見えて遅くなった。


ユリアが、いたたまれないようにクルルの首へ手をかけた。

「私、降ります。クルルが大変そうだから」

「乗っててください」

ルシアンは前を向いたまま制した。

「降りたら、ユリアさんの方が先に転びます」

「でも……」

「クルルも、たぶんそう思ってますよ」

「くるる」

ルシアンがクルルと目を合わせると、背中の主をたしなめるように、

クルルが短く鳴く。


ユリアはその声とルシアンの横顔を交互に見比べ、困ったように微笑んだ。

「……わかりました」

ルシアンは、それを見て口の端を上げた。

どちらが説得しても、彼女は同じ返事をしただろう。



雨脚がさらに強まり、外套の肩からじっとりと冷たさが染み込んでくる頃。

マティウスが片手を上げて歩みを止めた。

木立を抜けた先で、濁流が道を塞いでいた。

普段なら穏やかな沢なのだろう。


だが今は泥色に荒れ狂い、岸辺の草を乱暴に薙ぎ倒している。

そこにかかる古い石橋は、欄干が半ば崩れ落ちていた。

残った石板もぬらぬらと苔光り、継ぎ目に食い込んだ根のせいで端が浮き上がっている。

一歩踏み外せば、あっけなく濁流の餌食になりそうだった。


「遠回りすれば半日が潰れる。渡るぞ」

「この橋、渡っていい見た目してませんけど?」

「見た目で安全な道を選べるような身分なら、最初からこんな泥道を歩いちゃいない」

ルシアンは濁流と橋を見比べ、深々と溜息をついた。

「先に渡ります。安全か確かめてから、来てください」


慎重に橋へ足を踏み入れる。

一歩ごとに体重をかけ、石板の軋みを確かめる。

中央付近で一枚がかすかに沈み込んだが、崩落する気配はなかった。


向こう岸へ到達し、振り返る。

「大丈夫そうです。ただ、真ん中が少し緩い」


マティウスはユリアをクルルの背から降ろした。

「橋の上では軽い方がいい」

ユリアは不安そうに頷き、胸元の布包みを両手で押さえる。


マティウスがクルルの首元に手を添え、先に渡らせる。

クルルは野生の勘で橋の強度を測るように歩みを進め、

無事に渡りきった。


次にユリアが橋に足を乗せる。

ルシアンが向こう岸から手を差し伸べると、ユリアはその手を取り、

ゆっくりと歩き始めた。


橋の中ほどに差し掛かった、その時だった。

雨に濡れた石の端が、ユリアの踏み込んだ拍子にぐらりと崩れた。

「——っ」

声にならない悲鳴とともに、ユリアの体が斜めに傾く。

ルシアンが即座に腕を引き寄せた。


間一髪で体勢を立て直したものの、その反動でユリアの胸元から

布包みがずり落ちそうになる。

彼女の指が、一瞬だけ黒真珠から離れた。


橋の下、渦巻く濁流の表面に——墨を落としたような、漆黒の輪が広がった。

荒れ狂う水の流れを無視して、その黒さは不自然な円を描いた。

やがて濁流に呑まれるように消えた直後、岸辺に生えていた青草が一本、

命を吸い取られたように枯れ落ちた。


クルルが怯えたように喉を鳴らし、足踏みをする。

「……今の」

ユリアの顔から血の気が引いた。

「水が、黒く……」

「見ました」

ルシアンは低く、しかし落ち着いた声で応じた。


「でも、今は橋を渡りきるのが先です」

ユリアは慌てて両手で胸元を押さえた。石の冷たい感触が掌に戻る。

「すみません……!」

「謝るのは、落ちてからでいいです」

「落ちたくないです」

「なら、僕の腕をしっかり掴んでてください」

ユリアは、ルシアンの腕にしがみついた。

ルシアンはその細い手を確かめるように一度握り、

そのまま岸まで誘導した。


「怪我は?」

ルシアンが尋ねる。

「ありません。ルシアンさんは?」

「泥だらけになったくらいです」

ルシアンは袖の汚れを軽く払った。

「これは怪我に入りますか?」

ユリアが、震える息のまま小さく笑声を漏らした。


最後尾で渡り終えたマティウスが、橋の下の水面をちらりと見下ろす。

黒い現象はすでに掻き消えていた。

彼は何も言わなかった。

ただ、雨に濡れた沢の流れを、しばらく黙って見ていた。




雨が激しさを増した頃、マティウスが街道沿いに廃屋を見つけ出した。

かつては宿場だったのだろう。

看板は地に落ち、扉は蝶番が外れて傾いている。

屋根の半分は崩落していたが、奥の部屋だけはなんとか雨風をしのげる状態だった。


マティウスは手際よく動いた。

乾いた木材を見繕い、短剣の背で火花を散らして火を育てる。

入口に外套を張って風を防ぎ、クルルの足元には濡れていない藁を敷き詰めた。


「濡れたまま寝るな。体力を削られるぞ」

そう言い捨てて、マティウスは自分の外套を干し始める。

「旅慣れてますね」

ルシアンも外套を広げながら言った。

「逃げ続けるやつは、寝床を選べんからな」

それだけ答えると、マティウスはクルルの脚の傷を確認し、黙り込んだ。


ユリアが荷物をごそごそと探り、小さな布を取り出してルシアンへ差し出した。

「これ、使ってください」

「え?」

「首の跡が……雨で服が張りついて、見えてたので」

ルシアンははっとして首元に触れた。


マティウスに鉄輪を外してもらって以来、すっかり意識から抜け落ちていた。

雨に濡れたことで、長く皮膚に食い込んでいた痛々しい拘束の跡が露わになっていたのだ。

ルシアンは苦笑して布を受け取った。

自分で巻こうとしたものの、背中側は上手く結べない。

見かねたユリアが、「貸してください」と手を伸ばしてきた。

ルシアンはわずかに躊躇しつつも、背を丸めて首を預けた。


ユリアの柔らかな指先が、首輪の跡のすぐそばをかすめる。

その瞬間、ルシアンの肩がびくりと跳ねた。

ユリアの手が、慌てて止まる。


「……すみません。痛かったですか」

「痛いわけじゃ、ないです」

ルシアンは少しだけ目を逸らした。


痛みではなかった。

首元に誰かの手が触れることに、体が勝手に反応しただけだ。


刃を当てられた記憶。

鎖を引かれた感覚。

命令の声。

それらが一瞬だけ、雨音の向こうから戻ってきた。


「嫌なら、無理に巻かなくても……」

「嫌ではないです」

思ったより早く、ルシアンは答えていた。

ユリアが目を上げる。

火の明かりを受けた碧い瞳が、すぐ近くにあった。


「嫌じゃ、ないんです」

ルシアンは困ったように笑った。

「ただ、こういうふうに丁寧に触られるのに、慣れてないだけで」


首輪を外されたのは、ほんの数日前のことだ。

それまで、首元に触れるのは鎖を引く手か、刃を当てる手だけだった。


ユリアの指先は、どちらでもなかった。

だからこそ、体が勝手に跳ねた。


ユリアの頬が、ほんの少し赤くなった。

「……丁寧、でしょうか」

「少なくとも、首輪を引く手つきではないです」

言ってから、少し言葉が重かったかもしれないと思った。


けれどユリアは、何も言わなかった。

ただ、さっきよりもさらに慎重に、布を首元へ回した。


布が傷跡を覆っていく。

きつくもなく、ゆるくもない。

ルシアンが息をするたび、布は静かに首元へ馴染んだ。


「これで、少しは隠れます」

「ありがとうございます」

「洗って返してください」

「返す前提なんですね」

「返してください」

珍しくきっぱりと言われ、ルシアンは小さく笑った。

「じゃあ、ちゃんと返します」

「はい」

ルシアンは、首元の布に指先で軽く触れた。

「……返せるところまで、一緒に行かないといけませんね」


ユリアは結び目に触れていた手を、ほんの一瞬だけ止めた。

その言葉が、ユリアの胸の奥で、 ほんの少しだけ温かく響いた。


一緒に行く。


それは、いつか終わるこの旅の、ほんの短い約束かもしれない。

それでも、彼女はその言葉を、大事にしまっておきたかった。


それから、何事もなかったように指を離す。

「それは、ルシアンさんにとって、迷惑ではありませんか?」

問いかける声は小さかった。

けれど、冗談ではなかった。

「いいえ」

ルシアンは、火の方へ視線を逃がした。


少し遅れて、彼は答えた。

「むしろ、助かります」

その不器用な本音に、ユリアの表情が少しだけほどけた。

安堵したように、けれどそれを悟られたくないように、

ユリアは静かに火の方へ向き直る。


結び終えたばかりの布に触れていた指先だけが、

しばらく膝の上で小さく丸まっていた。



夜も更けたが、雨音は一向に止まない。

ユリアはクルルの温かい羽毛にもたれかかって寝息を立てていた。

クルルは丸くなりながらも、時折ユリアの胸元——黒真珠のある場所から、

わずかに顔をそむける仕草を見せた。


傷の痛みではない。

本能が、あの得体の知れない石の気配を嫌がっているのだ。

それでも、ユリアの体温が近くにある限り、クルルは安心して眠れた。


火の番をするルシアンとマティウスは、炎を挟んで向かい合っていた。

「自由になったばかりの男が、ずいぶん面倒な荷物を背負ったな」

薪をくべながら、マティウスが低く口を開く。

「荷物って言ったら、ユリアさんに怒られますよ」

「嬢ちゃんのことじゃない」

マティウスは炎から目を離さなかった。

「お前の、その無駄な良心の話だ」


ルシアンは少し間を置いた。

「そんな立派なものじゃありません。行き先がなかっただけです」

「なら、今からでも一人で北へ逃げればいい」

「そうですね」

ルシアンはあっさりと認めた。


「でも、あの子を置いて逃げたら、たぶん、自由になった気がしない」

「自由ってのは、誰の命も背負わないことだと思っていたがな」

「僕も、昨日まではそう思ってました」

「今は違うのか?」

「誰かに命令されて歩くのと、自分で選んで背負うのは、違うでしょう?」

ルシアンは肩をすくめた。

「そこだけは、確かなような気がしてるんですよね」


今までは、誰かのために剣を振ることはなかった。

自分の命のためにだけ、剣を振っていた。

けれど今、ユリアのために剣を振るのは、自分で選んだことだ。

それが、たとえ短い旅の終わりに、自分がまた檻に戻ることになっても……。

少なくとも、今この瞬間だけは、自分は自由だと思いたかった。


マティウスが、ふっと息を吐いた。

嘲笑したのか、感心したのかは分からない。


「帝国が憎いか?」

不意に、マティウスが尋ねた。

「好きではないです」

「憎いか、と聞いた」


ルシアンは、首に巻かれたユリアの布にそっと触れた。

「……檻は憎いです。首輪も。僕を持ち物扱いした連中も」

「なら、復讐したいか?」

「憎むためだけに歩くのは……」

ルシアンはきっぱりと言い切った。

「もう檻の中にいるのと同じです」


マティウスは、探るような目でルシアンを見つめた。

やがて、わずかに視線を外す。

「お前は、思ったより面倒な男だ」

「よく言われます」

「誰に」

「今、初めて言われました」

マティウスの喉の奥から、低くくぐもった笑い声が漏れた。


ルシアンは、火に目を戻した。

しばらく薪の爆ぜる音だけが続いたあと、今度はルシアンの方から口を開いた。

「マティウスさんは、どうなんです?」

「何がだ?」

「帝国のことです」


マティウスの手が、薪をくべる途中でわずかに止まった。

本当にわずかだった。

雨音に紛れれば、見逃してしまうほどの間。


「ずいぶん面倒なことを聞くな」

「さっき、僕のことを面倒って言ったので。お返しです」

ルシアンが肩をすくめると、マティウスは鼻で笑った。

「好きではないな」

「憎いか、と聞いた方がいいですか?」

「お前、根に持つな」

「剣闘士は記憶力が悪いと死ぬので」

マティウスはしばらく火を見ていた。

赤く崩れた薪の奥で、小さな火花が散る。


「帝国は大きすぎる」

やがて、彼は低く言った。

「好きだの嫌いだので測れる相手じゃない。山や海と同じだ。そこにある。

避けるか、利用するか、呑まれるか。それだけだ」

「じゃあ、マティウスさんは避けてるんですか?」

「時には避ける」

「利用もする?」

「生きていれば、誰でもそうする」

答えになっているようで、なっていなかった。


ルシアンは横目でマティウスを見る。

黒衣の男の横顔は、炎に照らされても、どこか影の中に沈んでいる。

「呑まれたことは?」

「さあな」

マティウスは短く笑った。


「昔の話は、雨の日にするもんじゃない。湿気る」

「話が湿気るんですか?」

「聞く方もな」


それきり、マティウスは口を閉ざした。

ルシアンも、それ以上は追わなかった。

ただ、この男が帝国を嫌っているだけではないことだけは、

何となく分かった。


雨音に紛れて、マティウスが再び火に枝をくべる。

その視線が、ユリアの胸元にある黒い石へ向いていたのか、

ただ炎の揺らめきを追っていただけなのか、

ルシアンには判断がつかなかった。


眠るユリアが、ほんの少しだけ眉を寄せた。

クルルが小さく喉を鳴らし、安心させるようにユリアの肩へ首を寄せる。

ルシアンは、その穏やかな寝顔を見守りながら、静かに夜を過ごした。



翌朝、雨は嘘のように上がっていた。

濡れた木々の梢から光を乱反射する雫が落ち、空は白く濁りながらも

雲間から陽光が覗き始めている。

空気に混じる潮の匂いが、昨日よりも色濃くなった。

どこか遠くで、海鳥の声が風に乗って響く。


「今日中に、ヴェネスの外れまでは行ける」

マティウスが廃宿場を出ながら言った。

「ようやく普通の道ですか?」

「普通の道には、普通に帝国兵がいる」

「じゃあ、やっぱり普通じゃないですね」

ユリアがクルルの背で、くすりと笑い声を上げた。


三人と一羽は再び歩き出した。

石畳の窪みにはまだ水たまりが残っていたが、

クルルは器用にそれらを避けていく。

ルシアンはそんな彼女たちの歩調に合わせ、

つかず離れずの距離を保った。


午前中をかけて、幾つものなだらかな丘を越える。

長い坂道を登りきった先で、マティウスがふと足を止めた。


眼下に、灰色の海面と白い帆の群れが広がっていた。

水路が網の目のように入り組んだ、活気のある低地の港町。

ユリアが感嘆の息を呑み、クルルが潮風に期待するように首を伸ばす。


ヴェネスだ。

ルシアンは、眼下に広がる景色に安堵の息をついた。

ようやくここまで辿り着いた。

辿り着けたのだ。


だが——。


視線を街道の手前へ下ろした瞬間、ルシアンの体が硬直した。


丘の麓、街道沿いに立つ真新しい木柱。

そこに、雨風に煽られた黒旗がはためいていた。


中央に描かれているのは、銀の環を貫く一本の槍。

それだけで、そこに立つ者たちが何者かは分かった。

ただの旗標ではない。


そのすぐ傍らには、銀色の鎧をまとった人影が数名、

道を塞ぐように立っている。

距離があって顔は見えない。

だが、旅人を装う気など欠片もない、明確な見張りの立ち姿だった。


「……そう簡単には、着かせてくれませんか」

ルシアンは低く呟き、反射的にユリアとクルルを庇う位置へ半歩移動した。

そして、ゆっくりと剣の柄に手をかけた。

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