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閉閉開

クラスト 閉閉開(閉じて閉じて閉じ込めて、開けば誰も助からない)


規模2 基本構造から変化せず 

危険2 脱出の為に多大な傷を必要とする場合がある

特殊3 クラストをクラストとして使用せず、道具として利用した


マスター 佐木元麗(さきもと・れい)


母親との死別を機に虐待を受けた佐木元麗は、もともとあった広場恐怖症を悪化させ、また栄養状態の不足から虚弱となった。

それはクラストの十分な作成すら不可能にさせた。

せっかく手にした超常を、うまく活用することができなかった。


「ならば、せめて復讐を」

そう願った彼女は、家庭内暴力の常習犯である佐木元弦を殺人犯に仕立て上げることを決意した。


すべてのお膳立てを終え、恐怖に震えながら見た外の、たまたま見かけた人間をクラスト内へと引き込んだ。

もちろん、彼女自身を殺傷させるために。


誤算は、その引き込んだ相手がクラストに慣れた人間であったことだった。

道具としての利用するだけだったはずの人間は、想定とは異なる手段を取った。


密室を使った望みは、何も叶わず終わった。


『復讐を果たすための道具』は、それでも役割を果たした。

佐木元麗を解放した。


あなたのその選択が、クラスト特性による思考誘導か、あるいは捻くれた善意であったのかは、誰にも分からない。


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