表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/42

第25話「聖都に来ました」

 聖都への交通手段は、馬車だ。


 ちなみに馬車には俺とレイラの他にも数人いる。


 定期的に村と聖都を往復する乗り合いの馬車だ。


 俺たちの村はそこまで田舎ではないらしく、馬車を使って聖都まで行く人が多い。


 また、聖都までは整備されているため、魔人はあまり出ない。


 そんな、ポンポン魔人が出るようだったら、町から町へ誰も移動したがらなくなる。


 流通が途絶えて、大変なことになるだろう。


 そして、場所の旅を終え、聖都に無事たどり着いた。


 隣で座っているレイラがポツリとつぶやく。


「ここが聖都・・・。綺麗な町ね」


 聖都は堅牢な城壁に囲まれている。


 魔人が寄り付かないように、城壁には魔石を用いた結界が施されているとのことだ。


 壁には所々窪みがあり、そこには魔石が組み込まれている。


 また、魔石が日の光に反射することで、城壁がきらきら輝く。


 中に入るためには、門番のチェックを受ける必要がある。


 俺たちが乗っている馬車は列の最後尾に並び、順番が来るのを待った。


 そして、しばらくすると、俺たちの順番になった。


 まずは、御者(ぎょしゃ)が門番と一言二言交わす。


 その後、乗客の俺たちが聖都に来た理由を尋ねられた。


 俺とレイラは正直に「聖騎士の入団試験を受けにきました」と言った。


 マシューに書いてもらった書状を見せたら、すんなりと中に入る許可をもらえた。


 さすがは聖騎士だ。


 下手すると、中に入れないまま数日検査を受けることもあるらしい。


 馬車に乗っていた他の人たちは、何度か聖都に来ている人たちだったため、問題なく聖都に入ることができた。


 城壁をくぐると、そこには綺麗に整備されてた街並みが広がっていた。


 聖都の中は綺麗に整備されている。


 レイラは「すごい・・・」と言いながら、しばらく街並みを見つめていた。


 整然と並んだ建物や行き交う多くの人々は見慣れないものだろう。


 俺は前世のときに行ったヨーロッパの街並みを思い出す。


 中央に見える塔は町のシンボルのようだ。


 上部には鐘や時計があり、実用面も兼ねそなえたものだろう。


 俺たちはこの街で聖騎士の入団試験を受ける。


 間違っても受からないようにしようと、決意を固した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ