第2話:地球外知的金属生命体「1」
我々はこの星に住まう生命体とは違い、金属生命体だ。
技術力も高度で、四次元運動をする船を持っている。
なので、我々の方がこの星の知的生命体と比べて遥かに強い事は分かりきった事だった。
しかし、とある出来事を原因として。
我々はこの星の知的生命体に対して、強い恐怖を覚えた。
祖国は隠したが、包み隠さず言わせて貰おう。
彼らは我々を食したのだ。
確かに我々の星では同族喰いなどはあった。
しかし、これは訳が違う。
もし我々がこの争いで敗北したとすれば
——我々は珍味として家畜にされてしまうのかもしれない。
恐ろしい。
我祖国は何故、星ごと消し去る事を考えなかったのだろうか。
そう問うても答えは明確
我々を食したのはたった一つのグループ
この星で日本人と呼ばれる者達が住まう地域だけ
それに加えて、上官はこう言った。
「我々が家畜?
そんな訳無いだろ?向こうが家畜だ。
それとも何だ?
我々が負けると言うのなら反逆罪で死刑だぞ。
気は確かか?」
恐らく、仲間を恐怖させ士気を落としたという名目で死罪になるのだろう。
「家畜って……アイツらに利用価値無いでしょ?
どう考えても物好きのペットにしかならないですよ」
確かにそうだ。
アイツらを家畜にする意味は無い。
骨はカルシウムが豊富で食えるが、少し硬すぎるうえに変な雑味がある気がする。
でも、プロの料理師なら上手く調理できそうな気がする。
炭素生命体との戦争は初めてだけど、どうせ勝てるでしょう。
【TOPICS:金属生命体の食べ方
金属生命体は食べれます。
大きな体を維持し、素早く運動するにあたって固体だけではあまり上手く動けません
機械には潤滑油や絶縁体が必要でしょう?
そういう事です。
身体を作り、子孫を残すには様々な科学反応を活用し遺伝子情報の記録や身体の構築は測らなければなりません
そういう事をするのには金属だけでは上手くいかないので金属生命体と言いますが、非金属も体に含まれます。
なので我ら炭素生命体はその「非金属が多く含まれる部分」を主に食しましょう。
以上です。
発行日:2026/06/29(人類防衛戦争前)】
_【筆者の独り言】__
私の予想ですが、金属生命体の体に血管がある場合は血管自体が水銀か水を主に含んでおり、水銀だった場合血管は絶縁体もしくは半導体でできていると思います。
その血管を使ってホルモンの代わりに体へ指示を送ってそうな気がします。
多分間違っています。
しかし、体を成長させる為に必要な「物質の運搬」には液体が必要なので恐らく血管はあるでしょう。
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