【第18話-13】─ 番外編:芸能界編二期
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【Scene16:それぞれの魅力】
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第六、七、八話は、千秋、千鶴、千紗の三人の魅力が画面の中で文字通り爆発した回となった。
一見すると本当の姉妹のようによく似ていると評される三人だったが、それぞれが全く異なる輝きを放っていた。
その容姿に反して、どこか艶っぽい大人の魅力を醸し出す千秋。
ひたすらに眩しく、周囲を笑顔にする天真爛漫な千鶴。
そして、一挙手一投足で男心を翻弄する、あざと可愛さ爆発の千紗。
三者三様の怒濤のアプローチに、晴道はただただ翻弄されるばかりだった。
だが、その瑞々しい熱量に包まれるうちに、彼の心にあった花音との深い失恋の傷は、完全に癒されていくのだった。
各話のエンディングを飾ったのは、それぞれのヒロインによる完全オリジナルのキャラクターソング。
それらも当然のように、放送直後からCDとして発売されていく。
さらに、店頭販売されるCDには悪魔的な購入特典が仕込まれていた。
あの年末に発売を控えている「ウェディング写真集」の先行カット――いや、実際の写真集にはあえて収録されない、そのCDのためだけに撮り下ろされた『完全限定オリジナルカット』が同梱されていたのだ。
「そんなの、買うしかないじゃん……!」
ファンたちは嬉しすぎる悲鳴を上げながら、一斉にレコードショップへと走り出す。
今週は千秋、来週は千鶴、再来週は千紗――。
毎週のように最推しの、あるいは全員分の限定特典がドロップされる狂気的なタイムラインの中で、少なくない数のファンたちが、吸い寄せられるように毎週店頭へと通い詰めるサイクルへとハメられていくのだった。
次回予告
「五年近く前の記憶が蘇る、霞の宿の一室。」
そこに突然現れた『五人目』の正体とは――
「なっ……なんだってぇぇぇ〜〜〜っ!?」




