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三人のヒロインとシェアハウスすることになった僕は、全員を本気で愛して呪われてしまった。 ――告白は観覧車のてっぺんで  作者: iron-bow
【第18話】─ 番外編:芸能界編二期

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【第18話-12】─ 番外編:芸能界編二期


【Scene15:閑話(理由)】



今回のドラマ内において、なぜここまで現実と全く同じ人間関係や生い立ちの設定が使われているのか。

それには、極めて明確な理由が存在していた。

本質は、あの仮面の都市伝説YouTubeチャンネルが仕掛けた情報戦と同じである。


ドラマ内の設定と現実の事実――その境界線を完全に曖昧にして混同させること。

これこそが最大の狙いだった。

こうしておけば、仮に現実の世界で彼らの関係性があからさまに目撃されたとしても、大衆はそれを自動的に「フィクション」として処理し、誰も真実を信じなくなるのだ。


例えば――。

「なんかさ、晴道と千紗って本当に同じマンションに住んでたらしいよ。幼馴染って話だけど、同じ中学校に通ってた友達がさ、当時から二人は怪しかったって言ってたし」

「なにいってんの。それ、あのドラマの設定そのまじゃん。お前、完全にネットの考察記事に騙されてるよ」


例えば――。

「なあ、知ってるか? 千晴と晴道って、現実でも同じシェアハウスに住んでるらしいぞ」

「えー、違うよ。晴道は千晴の家に居候してるんだろ? それ、こないだの回でやってたドラマの中の話だって」


例えば――。

「こないだあのショッピングモールで、晴道が年上の女性と親密そうにデートしてるのを見たんだけど」

「ああ、あそこって、あのドラマの定番のロケ地じゃん。また次のシーズンの撮影でもやってたんじゃない?」


――誰も、本気で取り合わなくなる。


この完璧な防衛線を裏で一人、準備していたのは、他ならぬ香織であった。

すべては、このドラマの最終結末ラストで誰もが驚愕するような「衝撃の事実」が明かされた後。

愛する晴道たちが、何者にも脅かされることなく、平穏な日常の中で過ごせるように。

彼女はあらかじめ完璧な盾を準備ていたのだった。


次回予告


「三者三様の魅力爆発と、仕掛けられた悪魔的特典!」


そこにある、限定オリジナルカットの罠とは。


「そんなの、買うしかないじゃん……!」


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