表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/58


「…だから。頼んだわよ。玄羽」


「また俺か…この頃は俺以外に出ているものはいないようだが」


「そんなに気を悪くしないで。あなた以外に適任が残っていないのよ。わかるでしょう、あっちの彼は…」


「殺されたと。それも予告なく」


「ええ。これほどのことは久しぶりよ。温めてきた策の直前にこんなことが起きるなんてね…彼らも気の毒に」


「死ぬことくらい、今までで何度もあっただろう。」


「……そうなのよ。だけど今回は違う。予告では、あそこで上層部に存在を認知させるはずだった。だけど、殺され、失敗に終わった。これが意味するものは?」


「予告でさえ認知できない存在が生まれた、ということか」


「そう。しかもその者は、スコディアを殺すほどの力を持っている。今は穏やかだけど…」


「…どうでもいい。俺はなにをすればいい?」


「さっき話したでしょう?……はぁ、あなたは話だけは聞かないわよね。もう一度言うわ。あなたは、4人を殺せるようにサンプルを取ってくればいい。兵がミスをしていたら、あなた自身がしてね。指揮は、彼女が引き受ける。あなたは、言われた通りにしていればいい」


「……数十年ぶりの監獄か」


「あら、読みが早いわね。まあ、いいわ。予告については、何かあったらこちらから知らせる。さあ、言ってちょうだい」


「俺を厄介者か何かと勘違いしていないか?」


「あら、厄介は厄介でしょう?大陸にとっては…」


 そう言われると、玄羽は立ち上がり、部屋から出ていく。


「そうかもな」


 後ろにはられた張り紙には、写真と共にこう書かれていた。



    ““指名手配:玄羽

       懸賞金:6000万ハルクス””




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ