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〜運動会、開始!!〜

いよいよ、運動会当日がやってきた。


緊張はするが、やっぱり運動会が嫌いな桃。


この世で嫌いのイベントベスト3に入る運動会がやってきた・・・。

もう最悪!!!

練習の時も、ペアの人と息が合わなくて何回も転ぶし!!!


おまけに・・・。

蓮と鈴音ちゃんがペアなんだよね・・・。


二人がペアってだけで、なんでこんなに胸が痛むんだろう・・・。


あぁもう!!!

ホント今日は最悪だな〜!!

ってか種目決めした時から嫌な事ばっか起きてるような・・・。


嫌な事といえば!!


あのムカつくチャラ男はなんなの!?

確か・・・。「夜神 律」とか言ったっけ?

まぁルックスはまぁまぁよかったけど・・・。



先生「これから運動会を始めます。まず初めに、校長先生のお話です。校長先生お願いします。」



ゲッ



出た!!

校長先生のロング演説!!!

運動会始まる前から足痛くなるっつーの!!



校長「え〜。――――――――――――――――――――――――――(ロング演説)」


先生「これで、校長先生のお話を終わります。」


はぁ。


やっと終わった〜!!


やっぱ長い・・・。校長先生のロング演説は・・・。


先生「次に、準備体操をします。」


―準備体操終了―


先生「それでは、最初は、1年、女子の徒競走です。1年生は位置についてください。」


さっそく徒競走来た・・・。


―徒競走―


先生「それでは、1レース!!位置について・・・。」


1レース目の女子が準備をする。


先生「よーい・・・。」


パンッ



銃の音とおもに、1レース目の女子が走り出した。


先生「2レース!!」


あっ!!うちだ!!!


先生「よーい・・・。」


銃の音でビックリしていつもスタートダッシュが遅れるんだよな・・・。



パンッ



わゎ!!



ビックリした〜!!



と思いながら、私は一生懸命走る。



先生「ゴール!!」



ハァッハァッハァッ


疲れた〜!!!


結果はっ!?


と聞く前に順位なんてわかっている。


どうせ最下位だ、と・・・。


係の生徒「おめでとう!!1位だよ!!」


えっ!?

うそ!?私が!?


1位なんて初めて!!!

すっごく嬉しいよ!!!


運動って勝てたりするとものすっごく楽しいんだね!!!!


私は、少し、運動嫌いが治ったような気がした。


そして、1年女子の徒競走も終わり・・・。


蓮「桃!!」


桃「あっ!蓮・・・。」


はっきり言って今はあまり喋りたくないな・・・。



蓮「お前すげーじゃん!!1位なんて!!本当に万年最下位だったの!?」


桃「えっ、うん・・・。自分でもすっごくビックリしてる・・・。」


蓮「ははっ!!でもさ、勝てたりすると、やっぱ運動ってすげー楽しいとか思うだろ!?」


桃「あっ、まぁ・・・。」


今の言葉はウソじゃない。本当に思ったよ。


蓮「だろ!?とにかく良かったな!!」


と蓮はすっごく楽しそうに笑っている。



ドキッ




まただ・・・。

蓮の笑顔を見ると胸がドキドキする・・・。


蓮「鈴音も1位だったしな!!あいつ足速いからな〜。」



ズキンッ



さっきまでのドキドキした気持ちが一瞬にして消え去るような一言だった。


蓮が鈴音ちゃんの話をする度に心が痛いよ・・・。


なんでだろぅ・・・。


律「やっぱあいつの事好きじゃねーか。まだ気づいてないなんて相当鈍いんだな。バッカみて〜。」


ボソッと律が言った。


そして、その律の一言はホントなんだ。という事を私はまだ知らなかった。

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