〜謎の男登場!?〜
―キーンコーンカーンコーン―
あっ、チャイム鳴った。
種目決めはイヤだったけど授業時間減って良かったなぁ・・・。
・・・?
蓮どっか行くのかな?
・・・・・・・。
なんか気になる!!!!!
ちょっとついていってみよ!!
ストーカーみたいだけど・・・。
―D組―
あれ?D組って確か鈴音ちゃんのクラスだったよね・・・。
ん?
こっち来る!!
やばっ!!どっか隠れなきゃ!!!
―屋上―
何処に行くかと思いきや・・・。
屋上!?
なんか秘密の話でもあるのかな??
蓮「実はさ・・・。俺、種目、二人三脚になっちゃったんだ・・・。」
あっ、そういえば蓮、鈴音ちゃんと同じ種目にするって約束してたんだっけ・・・。
鈴音「えっ?あぁ、なんだ、そういうことか。急に呼び出すからビックリしちゃった!イイよ!別に!!ジャンケン負けちゃったんなら仕方ないしね!!」
蓮「ホント!?よかった〜!!」
蓮、本当にすっごく安心した顔してる・・・。
きっと鈴音ちゃんに嫌われるかもって思ったんだね・・・。
鈴音「それにね・・・。私もジャンケンで負けて二人三脚になったからむしろ嬉しいよ!!私も蓮にその事話しに行こうとしてたトコだったの!!良かったね!!結果的に二人とも同じ種目になれて!!」
蓮「えっ!?マジで!?負けて良かった〜〜〜!!!」
蓮はすっごく嬉しそうにガッツポーズをとった。
ズキンッ
こういうのって見てたらなんだか心がおいてけぼりな気分・・・。
かなしいな・・・。
ガタッ
!?
ヤバッ!!音立てちゃった!?
ってアレ・・・?私じゃない。じゃぁ一体誰が・・・。
っていうかココいたらバレるかも!!逃げなきゃ!!!!
―廊下―
ハァッ ハァッ
あ〜、危なかった!!
もう!!誰なの!?音立てたの!!
まぁのぞき見なんてしてた私も悪いけど・・・。
ガッ
!?
っっ痛〜〜!!!
誰!?
?「あぁ、悪りぃ。」
なにこの人・・・。チャラ男??
?「なんだよ・・・。」
桃「えっ!?あっ、すみません・・・!!」
?「まぁぶつかった詫びに名前くらい教えてやるよ。『夜神 津』。よろしくな。」
桃「あっ!田中 桃です!!よろしくお願いします!!」
律「ん・・・?お前さっき屋上でのぞき見してた奴だろ!?」
桃「何で知って・・・!!」
律「あぁ、さっきたまたま屋上行ったら、お前が屋上のぞいてんの見て。それで、お前はあの男の事好きなわけ?」
桃「あの男って・・・?蓮!?なわけないじゃん!!バッカじゃないの!?大体なんで私が蓮の事好きなの!?ありえない!!」
今喋った言葉が少しウソに聞こえた。
律「ふ〜ん・・・。まぁいいけどな。お前があいつの事好きなんて、他人から見りゃバレバレだぞ。」
・・・?
どういう意味だろう・・・?
律「まぁいいや。じゃぁこの辺で。またな、桃!!」
ムカッ
あ〜もう!!
何なの!!あいつ!!!
超ムカつく!!!
ハッ!!
まさか保健室で私たちの事見てたのって・・・。
あいつ!?
そういやちょっとだけ見えたけど、すっごく似てる・・・。
それに、
誰が蓮を好きになんか・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もしかしたら・・・。
好きなのかな?
だって、今まで恋なんかしたことないからよく分からないんだもん。
でも、一つだけは分かる。
蓮の事を考えると、
胸がドキドキしたり、
鈴音ちゃんと居る所を見ると、胸がチクンッってなったり・・・。
神様、これは恋なのでしょうか?
教えて下さい。
もし、分かったのなら、たとえ、彼女がいても、気持ちを彼に伝えたいから・・・。
まさか、本当に彼に気持ちを伝えるなんて思ってもみなかったけど・・・。




