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〜二人三脚〜

・・・・・・・・・・。


本当にコレでよかったのかな・・・。

本当にコレしか方法はないの?


私は、そう思いながら、お弁当を食べる。


そういえば・・・。

さっき律が低レベルな脳だとか言ってたような・・・。


ムカッ


あぁもう!!


本ッ当にムカつく奴だなぁ!!

だから律って呼ぶの嫌なんだよ、バーカ!!



って・・・。


そんな事はどーでもいいの!!

まだ、たわしの方がどうでもよくない!!


私・・・。


蓮と鈴音ちゃんを裏切ろうとしてるんだ・・・。

なんて最悪なんだろう・・・。


私は、お弁当を食べ終える。


そういえば、次って・・・。


二人三脚じゃん!!


とうとう来たか!!


じゃぁペアの人と準備しないと・・・。

どこかな?


―――――――――――――――――




な・・・っなんで!?

どこにもいない!!



何処!?何処!?何処!!??


ど・・・っどうしよう!!


でっ・・・でも・・・!!


しょっしょうがない!!

とりあえず先生に話してみよう!!



――――――――――――――――――


先生「ペアの人がいない?」


桃「はっはい。どこ探しても見つからなくて・・・。」


先生「う〜ん・・・。しょうがない。じゃぁ誰か他の人と代わりに・・・。」


えぇ!?


もうペアの人見つかんないなら出場しなくていいじゃん!!


ペアの人と何回やっても全然息合わなくって何回もコケてたのに、

1回も練習してない人とぶっつけ本番でやるなんて・・・!!!


桃「せっ…先生!!」


律「先生〜、ペアの人が見つかんないんですけど〜。」


ゲッ!!律!!!!


っていうかアンタもペア見つからないのかよ!?


つか、バットタイミング・・・!!


このままじゃ・・・。


先生「おぉ、ナイスタミングで来てくれたな。お前ら二人ともペアいないんなら、お前たちがペアを組め。」


や・・・っやっぱり〜・・・。


先生「チームも同じだしな。」


律「ちょっ待てよ!!ってアレ・・・?」


もう先生の姿は見えなかった。


桃「逃げるの早っっっっ!!!」


あんのバカヤロー!!


逃げやがった!!


コイツとだけは嫌だったのに!!


最悪!!


アナウンス「それでは、二人三脚の方は、準備をお願いしま〜す。」


ヤバッッ!!


もう間に合わな・・・。


律「オラ。突っ立ってねーでさっさといくぞ。」


桃「えっ・・・!?ちょ・・・っ。」


・・・もうしょうがないか。


コイツとなんて嫌だけど、

我慢しろ!!私!!


そして、コースにたどりついた私たちは、足をひもで結んだ。


先生「第1レース!位置について!!ヨ〜イ・・・。」


パンッ


銃声と共に、第1レースの人たちが走り出す。


・・・・・・。


なんていうか・・・。


地味な競技・・・。


迫力がなさすぎて、戦意を失うよ・・・。



―――――――――――――――――――――――――――


先生「第3レース!!」


おっと。私の番だ!


律「ヘマすんなよ。俺までカッコ悪く見える。」


桃「誰がヘマなんかするかっつぅの!!」


先生「位置について!!ヨ〜イ・・・。」



パンッ



え・・・・えっと・・・。


どっちから足出すんだっけ・・・?



ヤッ・・・ヤバ!!!


こっ・・・転ぶ・・・!!!



音と共に私たちは転ぶ。



や・・・っやってしまった・・・。



律「お〜い・・・。ヘマしねぇって言ったよな・・・?」


桃「ごっ・・・ごめん・・・。」


律「ゴメンで済むか!!その勢で俺様まで恥ずかしい思いをする事に・・・!!」


桃「いやっ本当にワザトじゃないんで・・・。勘弁・・・。」


律「ったく・・・。オラ、立つぞ!!いつまでもこんな姿でいられるかっつぅの!!」


ヨッコラセ


ど・・・っどうしよう!!


もうみんなゴールしちゃってるよ〜!!


律「行くぞ。」


桃「う・・っうん・・・。」



その後、私たちはやっとの思いでゴールした。


そして、意外にも、律は、その後私の事を責めたりはしなかった。



律にしてはめずらしい・・・。


まぁ、たまにはいい奴じゃん!!


って思ってもみたり。


―――――――――――――――――――――――――――


そっ・・・そういえば!!!


さっき転んだ時、蓮も見てたのかな・・・?


見てたよね・・・。そりゃぁ・・・。


うわぁ〜・・・。


恥ずかしい・・・!!


こんなんじゃ蓮が私の事を好きになる日なんて一生来ないんじゃ・・・。


・・・・・。


そうだよね・・・。

こんな最低女の事好きになる人なんて世界中探したってどこにもいないよ・・・。


でも・・・でも・・・!!


ごめんね。ごめんね・・・!!


私は、心の中で何度もそう呟いた・・・。


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